学科概要

学科長あいさつ

  • 学科長・教授近藤 知子
  • 学科長・教授
    近藤 知子

作業療法は、人の生活や人生を見つめ、その人の健康や幸福に影響を与える仕事です。私たちの日々の生活の中には、食事をしたり、服を着替えたり、友達とおしゃべりしたりというような、何気なく行っていることがたくさんあります。また、生活の中には、一人ひとり、心に決めて頑張って行うようなこともあるでしょう。作業療法では、このように生活の中で私たちが行うすべての事柄を、「作業」と呼んでいます。一人ひとりの生活が異なるように、人の行う作業も一人ひとり異なります。病気や怪我やその他の理由で、普段行う作業や、大切にしている作業ができなくなったとき、作業療法士は、その人が生活で行う作業をみつめ、その人の身体機能を高めたり、環境を調整したり、また、作業そのものの形を変化させたりしながら、その人がその人らしく作業できるように援助を進めていきます。作業療法では、自分らしく作業をすることが、健康や幸福に繋がると考えるのです。子供には遊びという作業を通して、病気や怪我で障害を持つようになった人には、その人が好きなことや、その人自身がやらなければいけないと感じる作業を足がかりにして、お年寄りには、その人が築きあげてきた作業を守りながら作業療法が行われます。

「人」に興味があり、「人」が生きていくことを支えたいという思いがある人。是非、帝京科学大学作業療法学科で学びませんか?

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帝京科学大学作業療法学科の9つの特徴

1・動物の専門的知識と動物を活用する作業療法 6・充実した施設・設備で学ぶ作業療法の基礎
2・助言担当制と学年担任制の2重の教育制度 7・豊富な臨床実習時間
3・対象者のなまの声を反映する授業 8・旅費や交通費も含まれる実習費
4・就職に有利な実践現場との幅広く強い結び付き 9・特待生制度
5・幅広い最先端の知識と世界に通用する力

1・動物の専門的知識と動物を活用する作業療法

本学には、アニマルサイエンス学科があり、動物の専門知識を有する教授陣がそろっています。また学内で馬、ヤギ、犬などが飼育されています。本学作業療法学科は、動物を作業療法に活用する方法や、自立生活のために活用できる介助犬などについて、動物の専門家の講義を受講したり、動物と実際にふれあったりしながら学びを進めることができる日本で唯一の作業療法養成校です。

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2・助言担当制と学年担任制の2重の教育制度

本学には「助言教員制度」という仕組みがあり、1人の教員が5人程度の学生を担当して「入学時から3年後期の研究室配属まで」の2年半、学習や生活など幅広い助言を行います。1年生には高校のホームルームのような「フレッシュセミナー」という助言教員単位で行われる必修科目の授業が用意されています。また、助言制度を通して、先輩たちと交流することもできます。これに加え、作業療法学科は、それぞれの学年に担任教員がつく担任制をとっています。1年生から4年生までの4年間、同級生とともに担任の教員の援助を受けながら、作業療法士となるための資質を磨いていきます。このダブルサポートのもとで、充実した大学生活を送りつつ、ハードな授業や実習を乗り越え、国家試験という難関を突破する力をつけていくのです。

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3・対象者のなまの声を反映する授業

作業療法士となるためには、対象者の「なまの声」を聴き、その声に共感する力、そして、その声に作業療法士として適切に応じる力が必要になります。そのような力は教科書だけでは決して学ぶことができません。本学科教員のすべてが、医療、福祉、教育の現場で、豊富な実践経験をもっており、対象者のなまの声を反映する講義や学内実習が行われています。また、授業だけでなく、教員との日々の交流を通し、「求められる作業療法士」となるために必要な資質を育んでいくことができます。

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4・就職に有利な実践現場との幅広く強い結び付き

作業療法士は、病院、リハビリテーション施設、老人施設、デイケア、地域在宅、通園施設、学校、保健所、リハビリテーション関連企業などと多岐にわたる就職先があり、世界の動向から見ても、今後も躍進していく職種です。本学作業療法学科の教員は、作業療法の学会・研究活動で、指導者的役割を担っており、全国の作業療法士との間に幅広いネットワークを持っています。さらに、教員は近隣の作業療法実施施設の開設にも協力してきており、これらの施設との強い信頼関係を築いています。このような実践現場との幅広く強い結びつきは、学生の就職に著しく有利なものとなります。

  

 

5・幅広い最先端の知識と世界に通用する力

本学作業療法学科の教育陣は、福祉、心理、教育、保育、医学などの様々な教育背景を持っています。この教育背景を活かし、作業療法についての基本だけではなく、発達障害と感覚統合理論、脳科学、法律などの最先端の知識を伝えていきます。また、世界作業療法連盟では、すべての国に対し、作業療法の基礎となる学問として、作業科学という新しい学問を作業療法教育の中に取り入れることを求めています。帝京科学大学は、「作業科学」をいち早く取り入れ、専門教育の正規科目としておく、日本で数少ない作業療法教育校です。世界中の作業療法士と作業療法について語り合う、そんな未来を、国内・海外で活躍する教育陣が助けます。

   

 

6・充実した施設・設備で学ぶ作業療法の基礎

作業療法は、人が生活の中で行う「作業」を見つめる確かな目をもたなければなりません。「作業」を適切に理解するために、本学には、「どこかのモデルルーム?」と見間違えるような座敷やキッチンや浴室などが備えられた実習室があります。また、広いアクティビティ実習室では、陶芸、織物、木工、籐細工などを通して、人が行う作業を理解する力を身につけていきます。加えて、各種スポーツや作業を分析する「ワークシュミレーター」という機器も導入しています。さらに、人体模型、骨標本などを使って、一つ一つの動作を分析する力を培います。

1階 ADL実習室 

 

7・豊富な臨床実習時間

作業療法士になるためには、日本の法律では800時間以上、世界作業療法連盟では1000時間以上の臨床実習を行うことが定められています。本学作業療法学科では、1年次からの早期臨床実習に始まり。卒業までの間に世界的レベルの1000時間以上の臨床実習を行うようカリキュラムが作られています。1年生、2年生、3年生、4年生と、段階的な臨床実習を通し、講義や学内実習で学んだ知識や技術を、確実に身につけていきます。

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8・旅費や交通費も含まれる実習費

作業療法士となるために必要とされる1000時間の臨床実習は、大学や自宅近くだけでなく、遠方の施設で行われることもあります。その際、心配になるのが、交通費や宿泊費です。当大学医療科学部ではこれらの費用は、年度毎の実験実習費の中に含まれており、自己負担であったり、あとから別途徴収されたりすることはありません。*詳しくは、帝京科学大学事務局広報室までお問い合わせ下さい。

 

 

9・特待生制度

帝京科学大学には成績優秀者に対する特待生制度があり、それぞれの学科の在学生の中からの少なくとも1名の特待生が選出されます。特待生になると、授業料の一部が免除されるだけでなく、優れた履歴となり、就職にも有利になります。入学時、在学中に頑張った全ての学生に特待生のチャンスがあります。

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帝京科学大学作業療法学科の目的

作業療法学科は、知識、技術、情熱を駆使し、1人ひとりの残存している心身の機能を最大限まで引き出し、障害の軽減を図り、障害を遺残しつつも充実した生活が送れるよう援助する高度なスペシャリストである作業療法士の養成を目的とする。作業分析に基づき、日常生活活動を含む各種作業遂行の援助を行い、加えて義肢、装具、車椅子を使用する人に対しては、実際の生活の場で使用方法の助言を行い、社会復帰を促すなど、障害を持つ人の生命、生活、人生の質の向上を支援できる人材を育成する。

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Q&A

作業療法と理学療法との違い

作業療法では、一人一人が毎日何気なく行うことや、生活の中で大事にしていることなど、日常生活の中で行うすべてのことを作業とみなし、その作業をその人らしく行えるようにすることを目的とします。人が日々の作業をその人らしく行うことが、健康で質の高い生活に繋がると考えるのです。  作業をするためには、やりたいという気持ち、やる気を維持させる精神的耐久力、考える力、運動能力、周りの人から助けを借りる力などが必要になります。場合よっては、その人の力が十分になくても、環境が整っていれば、作業ができることがあります。このように、作業療法では、人の体や心や、その人を取り巻くものごとを見つめながら、どうすればその人が、「やりたい作業」、「やらなければ行けないと考える作業」、「周りの人から期待される作業」ができるようになるかを考えて治療を進めていきます。

理学療法は、人のもつ運動機能を最大限に高めることを目的とします。適切な運動機能を持つことが、健康でより質の高い生活に繋がると考えるのです。人が体を動かすためには、骨、関節、筋肉、神経などが大きな役割を果たしますが、理学療法は、運動療法、温熱療法、物理療法などを通し、どうすればその人がより適切に身体を動かすことができるかを考え、治療が進められます。



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