TEIKAジャーナル

【★東京柔道整復学科 アスレティックトレーナー課程★】NTT東日本病院の大山貴裕先生に特別講義を実施していただきました

2020/01/14

東京柔道整復学科アスレティックトレーナー課程では、NTT東日本病院の大山貴裕先生をお招きし
「歩行」と「走行」の特別講義を毎年交互に実施していただいております。
 
今年度は、2019年12月27日に「ランニング障害・ランニング評価」についての特別講義が帝京科学大学7号館にて開かれました。
 
大山先生は理学療法士とアスレティックトレーナーの資格を取得されており
現在は(公財)レスリング協会でご活躍され、東京オリンピックにおいてもご活躍されます。
 
本講義では、歩行とランニングのフォームの見方、短距離選手・長距離選手のフォームの違い
またそれに伴う障害の違い、見方、評価など、講義と実技がタイミングよく交差し、とても分かりやすく毎日の生活や実習でさっそく試してみたい内容でした。
 
中でも私が1番印象に残っている講義内容は、ピッチ走法とストライド走法の違いです。
 
ピッチ走法とはいわゆる回転率重視の走法ですが、ストライド走法では歩幅重視の走法でした。
ピッチ走法では繰り返し使われる筋肉の疲労やオーバートレーニング症候群による障害が多いのに対し
ストライド走法は歩幅が広いため筋肉がより伸長されるので肉離れなどの外傷が多いと仰っていました。
 
走り方ひとつを見ても種類があり、その特性による障害発生メカニズムや徐々にケガに結び付く選手の状態の変化の見方など
選手を観察するべきポイントを知ることができました。また、今後重視すべき学習ポイントも併せて確認することができました。
 
このような素晴らしい講義をしてくださいました大山先生、大学関係者、先生方に感謝し
今回の講義で学んだことを学内実習などの場で活かし、これからの勉強の質を高めていきたいと思います。
 
【東京柔道整復学科 2年 川口 聡太】
 
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