学科概要

学科長あいさつ

  • 学科長・教授 大辻 一也
  • 学科長・教授
    大辻 一也

アニマルサイエンス学科は、日本の大学としては初めて「人間と動物のよき『共生』」を理念として、平成14年に開設されました。平成22年度からは、東京の北千住にキャンパスが開設されたのに伴い、動物看護福祉コースを北千住に移転させ、動物看護教育を中心にした教育を行っています。上野原では、野生動物から動物園動物、セラピー動物など、多様な分野の動物を対象とした教育が行われています。

また、本学科の特色のひとつとして1年次から積極的に動物にかかわる課外活動、たとえば動物福祉、生態、環境保全、動物介在活動や動物園での活動に取り組み、学生自らが社会との接点をもち、実践的な問題に取り組んでいます。教員やスタッフも学生の自主的な活動を積極的にサポートしています。

 アニマルサイエンス学科は、動物に対する基礎的知見を踏まえ、動物にかかわる諸問題に果敢にとりくむことを目指しています。

アニマルサイエンス学科の教育の特徴

【学科の教育の特色】

アニマルサイエンス学科は「人と動物の共生」を理念にして作られた、日本で初めての学科です。教員は皆、経験豊かな専門家で、わかりやすい講義・実習を工夫して行っています。また、学生の自主的な学びを重視し、学科全体で支援をしています。そのため活発な学生活動が学科の特色の一つになっており、その一部は単位として認められています。

アニマルサイエンス学科は上野原キャンパスと千住キャンパスの両方に、それぞれの環境に合わせた計4つのコースが設置されています。

山梨県、東京都、神奈川県の県境に位置する上野原キャンパスの周囲には豊かな森が広がり、ムササビを始めとする野生の陸生哺乳類も未だ数多く暮らしています。地元の上野原にはペット可のアパートや下宿も多く、犬と共に大学に通う学生もめずらしくありません。キャンパスにはドッグランや馬介在活動センターなどが設置され、まさに動物を学ぶ上で最適の環境が整っています。この上野原キャンパスには「アニマルサイエンスコース」、「野生動物コース」、「アニマルセラピーコース」が設置されています。

一方、東京都足立区の千住キャンパスには「動物看護福祉コース」が設置され、教育動物病院施設を含む「アニマルケアセンター」が用意されました。一般患者の診療は行われておりませんが、受付、診察室、手術室、レントゲン室、各種検査室など、動物病院としての機能を全て備えており、充実した動物看護師育成教育が可能です。また、トリミング室や動物理学療法室、飼育相談室、行動カウンセリングルームなども設置され、獣医療以外の分野からの動物ケアについても学ぶことができます。

【4コース制とキャンパス別入試について】

アニマルサイエンス学科には、2つのキャンパスに計4つのコースが設置されており、キャンパス別に入試が行われます。自分の希望する分野が学べるキャンパスを選んで受験してください。

学生は3年生の7月頃になると、入学したキャンパスに設置されているコースの研究室に配属され、それぞれの専門分野の知識や技術を深めていくことになります(研究室への配属方法は、本人の希望と成績を考慮した選考方式です)。各コースの詳細については「コースの紹介」ページをご覧ください。

4コース制

上野原キャンパスには次の3コースが設置されています。

千住キャンパスには次のコースが設置されています。

1年生と2年生には、両キャンパスともほぼ共通のカリキュラムが用意されています(※)

※2年生後期の実習内容はキャンパスによって違いがあります。

【教育の方針】

アニマルサイエンス学科は、学生自らが問題点や課題を探し出し、明確化し、解決のために努力することを尊重します。そのため、PBL(Problem-Based Learning、問題に基づいた学習)を基本にした教育を行います。カリキュラムもPBLの考え方に基づいて編成されています。たとえば、以下のような取り組みがあげられます。

  1. 初期課程から多数の専門科目を配置。
  2. 入学直後から多数の外部講師による現場の話題を提供(アニマルサイエンス・トピックス)。
  3. 学生自ら開拓した先で実習実施と単位認定。
  4. 地域社会でのボランティア活動に対する学科教員の支援。
  5. 各講義・実習におけるPBLの充実。

PBLを通じて、実社会の問題点や課題を大学の初期課程から理解し、講義や実習に対してもより深く取り組めることを目的としています。

専門分野

アニマルサイエンス学科ではイヌやネコなどの「コンパニオンアニマル」や「野生動物」に関わる、幅広い様々な分野を学ぶ事ができます。

~現在行われている研究テーマの例~

共通分野
  • 共生環境エンリッチメント
  • 鳥類の視覚と脳
  • 動物の脳と心の問題
  • 動物のからだの構造・機能そして病気
  • 動物福祉の評価
  • 動物の生物時計と行動リズム
  • 魚類の摂餌行動と攻撃行動
コンパニオンアニマル関連分野
  • 犬のしつけ・訓練の原理と実践
  • 犬の問題行動の予防と治療に関する研究
  • ペットとの共生に関わる社会問題の調査(飼育放棄、ペット業者、飼主の意識)
  • 猫の行動と問題行動に関する研究
  • 動物のストレスの生理学的評価
  • 犬の感覚、犬と猫の個性の発達に関わる要因の研究
野生動物分野
  • 野外生態調査
  • 野鳥センサス
  • ニホンザルの生態、社会、保全に関する研究
  • サル追い犬の養成
  • 標本の製作
セラピー分野
  • 動物介在教育、動物介在システムの構築
  • アニマルセラピーを科学的にアプローチ
  • 人のストレス緩和と犬のストレスに関する研究
  • コンパニオンアニマルへの自然療法・音楽療法の効果を科学的に分析
  • 人と動物の睡眠に関する研究
  • ホースセラピー(乗馬療法)の効果を科学的に分析
  • コンパニオンアニマルのためのグッズと住宅
  • 動物介在療法や活動のヒトへの生理的効果の研究
  • 職場ストレスへの動物介在の効果
  • 動物の動きをヒトの健康へ応用
  • 動物虐待、ペットロス、多頭飼育等のメカニズム解明と対策の研究


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