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お知らせ

筑波山にて野外実習を行いました。

2012/10/31

2012年10月27日(土)に千住キャンパスの2年生対象の野外実習「霞ヶ浦の植物から水環境を考える&筑波山の環境観察」を実施しました。

天候もよく、霞ヶ浦環境科学センターでは、解説員の方と湖岸に出て、湖畔に広がるレンコン畑やヨシ原を実際に見ながら環境との係わりを説明して頂きました。レンコンは収穫期を迎えると葉が枯れてしまいますが、地下茎に栄養分を貯えて成長する性質があり、地中では立派に育っています。また、吸肥力も強く、ヨシとともに水質浄化にも役立っています。これらの植物は通導組織が発達しており根へ酸素を送っていることなど、実物を見ながらの説明に学生たちも理解を深めたようです。

筑波山では、頂上へ登る途中でも、スギ林からブナ林に至る植生の垂直分布を観察することができます。男体山には頂上付近を一周する自然研究路があります。ここには周辺に生息する植物、昆虫、あるいは筑波山の地質に関する説明板もあり、学生たちにとっても学ぶことは多かったと思います。

自然と人間活動の共生について改めて考えることができる一日でした。

 

 DSCF0898.JPG 霞ヶ浦環境科学センターにての解説です。みな解説員の方の説明を熱心に聞いています。

 

DSCF0913.JPG 霞ヶ浦科学センの外を歩いています。大きな蓮の葉を拾ってはい、チーズ。

 

DSCF0920.JPG 肩に注目! 大きなカマキリが止まっています。

 

DSCF0923.JPG レンコンの一部です。中に大きな固い種が入っていました。

 

DSCF0927.JPG 筑波山でのケーブルカー駅です。イエイ!

 

DSCF0931.JPG ケーブルカーをバックに、ちょっとこわいかも。

 

DSCF0938.JPG メモとともに毒キノコが置いてありました。

 

DSCF0933.JPG 自然研究路ではい、ポーズ。

 

DSCF0940.JPG 植生の高度分布に関する説明板がありました。これでレポートもばっちり?

 

DSCF0947.JPG 帰りのケーブルカーです。復路の乗車券をなくして大変。駅員さんが親切で助かりました。

 

 

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