お知らせ

消防訓練を実施しました

2014/09/03

  防災の日である9月1日、平成26年度の_MG_0195.JPG消防訓練を行いました。

  訓練では、本学の総合管理を担当している、綜警ビルサービス㈱の協力を得て、火災発災時における現場確認、通報連絡、安全防護、初期消火、避難誘導といった自衛消防活動に必要な項目について、より深い理解と錬度を求め各担当班毎に部分訓練を実施しました。
  参加者は各自が疑問に感じた点について熱心に質問が飛び交い、限られた時間ではありますがより本番に近い環境の中で皆が災害への意識を再確認する良い機会となりました。

防護区画の形成方法、より安全な避難誘導方法、火災時の注意点

  本学に設置しております各種防災設備の説明を受け、避難誘導班は避難誘導の際の留意事項を踏まえ、防火シャッタ一及び防火戸などの迅速な閉鎖(防護区画の形成方法)が重要となる点を再確認していました。

  参加者の中には煙の危険性について、初めて知ったと驚く者もおり、これまでも行ってきた継続した訓練がいかに大事であるかを改めて知ることになりました。

  その他、非常時の人の習性(日常性・帰巣性・向光性)についても学び、実際に火災が発生した場合の状況を仮定し解決策を講じ、いざという時に誘導する側がパニックにならないよう訓練を重ねています。

  本学には鎮火奏効率 98㌫のスプリンクラー設備が設置されていますが、残りの2㌫はヒューマンエラーであることを踏まえ、日常からの防災意識を高めています。

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各種通報連絡方法の確認、および適正な周知

   火災を含めた災害の際に、重要となるのは情報の収集もさることながら、正確な情報の周知になります。これを誤ってしまうと、二次災害の原因となり、本来であれば発生しなかったであろう被害が生じてしまうことを先の災害で学びました。

  通報連絡班は常に冷静さを保ちながら入手した情報の精査を行い、必要に応じた救助及び応援者を速やかに要請する、自衛消防班に次の行動を指示し怪我人、逃げ遅れ者等を防止するといった各所との重要な連携役を担っています。

  今回も非常放送設備、送受話器、非常電話を用いて訓練を行い、実際の災害時に連絡を忘れることがないよう反復訓練に努めています。


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消火器、消火栓の取扱方法

   今回も実際に備付の消火栓を使用した実技訓練を実施しました。消火栓によっては男性が複数名で操作するのもー苦労なものもありますが、本学に設置された消火栓は全て女性一人でも取り扱うことの出来る消火栓であるため、より安全に、そして比較的容易に消火活動を行うことが出来ます。

  消火器を用いて消火活動を行う際の留意事項も同時に学び、正しい知識を用いて冷静に消火が可能となるよう、他の班同様、実際の機器を用いて訓練を行っています。

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