TEIKAジャーナル

第130回「カフェテリアでのプチイベント」(2015.1)

2015/01/28

  一年ほど前のことです。2限の授業を終え教室で後片付けをしていると、数人の学生たちがそばに来て、「先生、今日はカフェテリアでクレープが食べられますよ!」と、興奮した様子で教えてくれました。本学のカフェテリアでは、年に1~2回、出来たてのクレープを食べることのできるイベントがあります。とても人気のイベントなので、クレープ屋さんの来る日は行列ができるほど。

  実は私もクレープが大好きなのですが、数量限定とのことで、いつもは遠慮して「ほしい学生がみんな食べてから買おう」と思っているうちに売り切れてしまいます。その年も無理だろうなと思っていましたが、幸運なことに思ったより早く列がなくなったため買うことができました。その美味しかったこと!学生たちも、「買えてよかったね」「美味しいね」「クレープ屋さん、もっと頻繁に来ないかな」などと言いながら、みんなとてもよい笑顔で食べていました。今どきクレープは珍しいものでもなんでもありませんが、普段は食べられない大学で友達とほおばるクレープは、非日常的な感じも手伝って格別に美味しく感じられるのでしょう。講義の合間のこんなひと時も、大学生活を彩ってくれる大切な一コマなのかもしれません。

  千住キャンパスでは、今年の4月に新館が誕生します。新館には新しく学食もできると聞いています。新館の学食でもまた、こんな楽しいイベントが催されるといいですね。

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