TEIKAジャーナル

(作業療法学科)盲学校への作業療法士としての支援 都立の盲学校における生徒さんへの指導助言と先生方への講習会を行ってきました。

2018/02/10

作業療法学科 都立盲学校への支援を行いました。

日本には特別支援教育としての盲学校があります。およそ各都道府県に1校ですが、地域によっては複数の盲学校があります。学校名は盲学校、視覚支援学校、視覚特別支援学校などいろいろありますが、視覚障害の児童生徒さんが通学可能な学校です。
視覚障害の重複して知的障害、もしくは発達障害の傾向がある児童生徒さんもいます 

今回、視覚障害のある児童生徒さんで知的障害や発達障害もしくはその傾向がある場合に支援すること機会を提供していただきました。
感覚統合機能に問題がありさらに視覚障害があることで、感覚刺激の統合はさらに困難になることが予測されます。
 
これらの困難さへの支援を作業療法士の持っている知識技術で対応可能です。

今回はさらに先生方への児童生徒さんの抱えている困難さへの支援に必要な感覚統合の考え方を講義してきました。
初めての経験ですが、視覚障害の児童生徒さんへの支援にも作業療法士の視点は非常に重要であることを実感してきました。
これからも大学と連携しながら盲学校、視覚障害のある児童生徒さんへの支援を行いたいと思います。 
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