TEIKAジャーナル

【作業療法学科】生活への向き合い方を変えてみる

2020/04/13

こんにちは。作業療法学科の小橋です。
前回、作業療法士は、病気や障害の有無に限らず、健康な方も含め、人が健康に生活できるように支援をしていく職業と紹介いたしました。
 本日は、ちょっとした工夫についてお伝えいたします。
ここに掲載している写真は、餃子の皮を作っている写真です。
現在のような不安な生活において、いつもと違う体験をすることは、その不安を軽減してくれることもあります。
 私の子供たちは、緊急事態宣言後家に閉じこもりきりで、ゲームをしたり、動画サイトを見たりして過ごしています。
しかしそれだけでは物足りなくなっていました。
 遊びだけではダメなんですね。
 そこで、長男を中心に餃子を皮から作ることにしました。
 それはそれは大変なのですが、その作業を長男やみんなと一緒に行う事で、
家事といった役割や義務としての時間が、余暇や楽しみといった意味をもちました。
 餃子の皮の生地を伸ばすことは、その感覚に意識をむけることで、物凄く没頭することができます。
感覚に意識を向けたり、何か没頭することは、脳の疲労にもとても良いと言われています。
 このように、ほんの少しだけ生活との向き合い方を変えるだけで、幸福感を得ることもできます。
正直、家族みんなで、協力してこのようなことをするのは、いつ以来なのかも思い出せません。
 餃子をみんなで作ってみる。
そんなことが、今までの混とんとした不安な時間を少しだけ幸せな時間に変えてくれました。
みなさんも、今行っている生活への向き合い方を少しだけ変えてみてはいかがでしょうか?!

最後に、もちろん!後片付けは私の仕事です...
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