TEIKAジャーナル

【作業療法学科】教員の一日

2020/05/12

作業療法学科の黒川です。
緊急事態宣言も延長され、窮屈な生活をしている方も多いかと思います。
我が家の子供たちは、引き続き朝から現在人気沸騰中の「あつ森」を熱心に行っています(笑)
私はというと、普段家で出来ないことをやろうと、家の通路の草むしりをしました(ただサボっていいただけですが…)
作業療法では農作業(園芸ともいいます)を用いることがあります。これは立位や歩行といった身体面の改善の他に、コミュニケーションやベッドから離れる機会の創出などや、家庭内や地域内での役割の創出といったことを導入の目的として、主に精神科や認知症の対象者に対して行われます。

写真のような範囲の雑草をとるだけでしたが、根本から取ってやろうと躍起になって行っていたら、2時間半程が立っていました。終わった時には、手は痛いし、“しゃがんで”“立って”“移動して”を繰り返していたので腰も痛いし、とても疲れました。でも開始前と終了後を見て、自分の中での『達成感』と、何より家族からの「お疲れ様」「ありがとう」と言われた時の何とも言えない“家族の中での『役割感』”をじ~んわりと感じることができました。

いかにネガティブをポジティブにするか、作業を通じて実感することができる1日となりました。

 
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