TEIKAジャーナル

【作業療法学科】「リフレーミング(reframing)」

2020/05/19

【作業療法学科】「リフレーミング(reframing)」

 非対面授業が始まって1か月が過ぎました。
ストレスが溜まって疲れてしまっている人もいるのではないでしょうか。
 先日、オンライン授業で、作業療法学科1年生の授業「基礎ゼミ」の中でリフレーミング(reframing)を体験しました。
 リフレーミングとは、認知的な枠組みを変えて新しい枠組みで見ること、全く違った角度の考え方を提示するという心理学の用語です。
 「外出自粛で友達と会うことができない」と思うのと、「外出自粛期間が終わればまた友達に会える」と思うのとでは、すこし感じ方が変わりませんか?
 体験した学生からは「今まで自分の短所だと思っていたことが、長所であることに気づいた」などの意見がありました。
 不自由に思える巣ごもり生活も、見かたを変えると「いつもはできないことをできる時間」かもしれません。
思い通りにならないことが起きた時、思い切って見かたを変えてポジティブな意味づけをしてみると、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
 
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