TEIKAジャーナル

【作業療法学科】人の不思議

2020/05/25

皆さんこんにちは!作業療法学科の小橋です!
 緊急事態宣言が発令され1ヶ月が過ぎました。東京都の感染者数も激減し、あたかも収束しているかのような静けさですね。日本人の生真面目さなのか?用心深さなのか、これほど感染者が激減した中においても、週末の川沿いは、ヒトの姿も激減したままで、嬉しい限りです。 
 今日は、人の不思議についてお話します!
 感染症騒ぎの影響下、このような事態にはなりましたが、自宅で、これまでやってこれなかったことに挑戦する機会は増えています。実は在宅ワークは、とても大変で、週末がとても楽しみになりました。
 その週末には、庭の草むしりをしたり、趣味のバーベキューをしたり、料理をしたりと様々なことに挑戦しています。例年だと、この時期には、近くの山で採ってきた木苺をジャムにしていました。しかし今年はかなり不作です。そこでいつも邪魔者扱いをしていた、草むしり界の悪役、”ドクダミ”をお茶にする挑戦をしてみました。 ドクダミは昔から「十薬」と呼ばれ、万能な薬草として重宝されてきたようですが、私としては、あの独特の匂いがとても苦手で、あまり触れないようにしていました。しかし、お茶にしてみようと思い、手がけてみると、案外、匂いも気にならなくなりました。人の気持ちって不思議ですね。目的をどう持つかによって、目の前にあるものの認識が変わってしまうんですね!
 実は人って、目的や意識を変えていくことで、いつもと同じ物を見たり体験していても、違って見えたり、違って感じたりすることがあるんです。
 作業療法では、そんな不思議な効果を治療に用いることも多いです。このコロナの局面、少し目の前にあるものに対して、目的や意識を変えてみてはいかがですか?
案外いいことがあるかもしれません!
ドクダミ茶の続報についてはまた次回に!
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