TEIKAジャーナル

【作業療法学科】Zoomを使った作業療法

2020/06/10

作業療法学科の澤田です。
コロナウイルスの影響で、在宅勤務の方も増えています。本学の大学生も、前期授業のすべてが非対面授業となったため、自宅でwebを活用して、授業を受けるスタイルとなっています。

そんな中、web会議のツールとして、Zoomというアプリが注目を浴びています。
本学でも6月より、大学として契約し、Zoomを積極的に使用した授業も展開され始めています。

Zoomを使ったオンライン飲み会「Zoom飲み会」が流行っていますね!
先日、私自身も、大学時代の友人とZoom飲み会をやりました。大学を卒業して、十数年たち、卒業後数年はよくあっていた友人たちも、それぞれ結婚し、子供ができたり、地元に戻って就職したり…なかなか会う機会も減っていました。Zoom飲み会では、いろいろな理由で、実際の飲み会には参加できないけれど、私も含め、Zoom飲み会だからこそ参加できたという人もいました。

これだけ、世間に浸透したZoomです。Zoomを使った作業療法ができるのではないでしょうか?
Zoomを使って友人と再会する、孫と話したり歌を歌ってあげたりして祖母としての役割を果たす、Zoomを使って仕事復帰する…いろいろな可能性が考えられます。
先の友人の一人も、訪問リハビリテーションの中で、患者さんが友人とZoomを使った飲み会ができるように支援したそうです。

作業療法では、患者さんのやりたいことを支援するために、いろいろな手段を使います。Zoomもその手段の一つになるのではないでしょうか。今後、Zoomを使った作業療法の事例もいろいろと出てくるかもしれませんね。
 
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