TEIKAジャーナル

【作業療法学科】動物と作業療法

2020/07/14

【動物と作業療法】

自粛生活による運動不足解消のため,早朝,人の少ない時間に犬と散歩をしました.
外出の機会が少なくなる中,犬と過ごす時間は私にとって癒しでもあります.
動物と触れ合うことで,気持ちが落ち着いたり,意欲が高まったりする人がいます.
作業療法では,身近な動物の持つ力を活用して,生活する力を高めていくこともあります.
人や物を乱暴に扱ってしまう子どもが,動物にはそっと撫でたり優しく接したりすることができます.
家に閉じこもっていた人が犬を飼うことで,散歩をする機会が増えるだけでなく,犬を通して人と交流する機会も増えます.
動物の持つ自然な動きや感触,交流の喜びは,作業療法において有効に利用できる可能性があるのです.

 
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