TEIKAジャーナル

【作業療法学科】最後までやってみる

2020/07/20

こんにちは。作業療法学科の小橋です。
物事には最後までやらないとわからないことがあります。最後までやってみとてようやく理解が深まることが実は非常に多いと感じています。
 作業療法では籐細工を治療で用いることがあります。籐細工は、最初の底編みが大変で、そこがうまくできず途中でやめてしまう人も少なくありません。しかし、うまくできなくても最後までやってみると、割と完成度の高いものができます。
 マラソンもその一つだと思っています。普段は「あんなにずっと走り続けることのどこがおもしろいんだろう?」と思っていても、実際にその距離を走りきってみるとよくわかります。練習中の短い距離とは全く違いますね!
 今回、私は、余った革を使って使ってキーカバーを作ってみました。あまりの難しさに、途中で止めたくなりましたが何度か失敗しながらも、2つ作り上げてみました。意外と、失敗した経験から徐々に上手くなっていくことも感じられました。
 やっぱり失敗などないんですね。すべてはうまくいくまでの経験です。コロナの最中、なかなか最後まで続けるのが大変なことも多いかと思います。これを乗り越えれば、きっと何か普段では経験できないことを経験できるはずです。
 最後までやり切りってみてはいかがでしょうか!
TOP