TEIKAジャーナル

【作業療法学科】作業の効能

2020/08/24

こんにちは。作業療法学科の小橋です。
  このお盆休みは、コロナ禍のため、帰省することを断念しました。何もしないで日常を過ごしていしまうのは、良くないことを考えてしまうものですよね。私の母も80を過ぎましたので、” 本当に生きているうちにもう一度会えるのだろうか?”そんなことを考えてしまいます。
 そこで、このお盆休みを利用して庭の整備の一環で駐輪場を作ってみました。
 
 お昼までの間の涼しい(比較的...)時間を使ってやり始めたものの、草を抜くのも一苦労(-_-;)整地する際には石がごろごろあるので、なかなか整地できず、心が折れそうでした。
 当然ですが、やはり夏はとにかく熱い!

 考えていた通りのものができあがるのか?そんな不安も抱えながら、庭の変化を写真などで確認しながら行ってみると少しづ楽しくなってきました。
 また、何もしないで日常を過ごすことが必要な時ももちろんあると思います。しかし、このような時期に、何もしないでいることは、良くないことを考えてしまうことも多いと思います。
 不安があると何かに没頭することは難しいものですが、ダイナミックな身体活動を用いた活動は、意外にデスクワークよりも没頭しやすいですし、それだけで不安にならない時間を増やすことができます。体は疲労困憊ですが、精神的にはすっきりします!

 出来栄えは別として、必死に身体活動を用いて作っただけに、うまくいかなかったところにも、何か特別な愛着のようなものもあります!

 作業や活動を健康のために利用したり調整したり、その活動への向き合い方を工夫する!それが作業療法です!
私たち作業療法士は、身近な人や自分の健康のためにもその知識を活用しています!
  
 
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