TEIKAジャーナル

【作業療法学科】気象病と対応法

2021/07/22

こんにちは!作業療法学科の小橋です!
関東では、6月中旬から湿度が急激に上昇し、梅雨が明けると気温も一気に上昇します。
 8月以降は台風など低気圧の影響で、気圧の変化に伴う体調不良も多くみられます。
これらは最近「気象病」と呼ばれています
「気象病」は天気の変化で起こる不調の総称ですが。めまい、肩こり、イライラといった不定愁訴や、片頭痛や関節痛などがあります。

 近年、「気象病」は、湿度や気温、気圧などの中でも、特に気圧に影響を受けていると理解されています。
 
つまり、台風などが発生するこの時期は、特に対応が必要になります。

 実は、この原因となる気圧を感じ取る場所は耳の奥にあります。
この場所は平衡感覚を感じる場所なのですが、そこには液体が入っています。
その液体は気圧の変化によって影響され、それが原因で自律神経に影響を及ぼすようです。


ではどのように対応すればよいのでしょうか?

1.運動を習慣にすることで、気象変化というストレスに対応しやすくする
2.耳の血行を良くする(軽い耳のマッサージ)
3.耳を温める
4.市販の酔い止め薬の利用

ここに市販の酔い止め薬とありますが、これは耳の奥にある平衡器官の血流を改善する働きがあるようです。
 これらは、多くの先生が共通してあげる主な対処法です。これらに加えて当然のことですが、健康的な食事と睡眠が良いことは言うまでもありません。

気圧に影響されているな?と感じたら、一度試してみてはいかがでしょうか?
 
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