TEIKAジャーナル

【作業療法学科】園芸を利用した作業療法

2021/09/02

作業療法学科の大関です。
作業療法では、園芸もよく利用する活動です。
病気になると、生活リズムや身体リズムが狂い、様々な外的刺激から身を守るために五感を閉ざします。その崩れたリズムや閉ざされた五感を薬物で元に戻すのは難しいことが多いです。園芸は、四季のリズムとともに、植物という生育の時間の流れの中で行われ、季節感や時間の感覚、基本的な生活リズムを取り戻す指標となりえます。映画や動画ではない、五感で感じる爽やかな風などの身体感覚と、気持ちが良いという精神的感覚の一致(身体感覚と心の一致)を期待することができる活動と言われています。
 
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