TEIKAジャーナル

【東京柔道整復学科】 日本トレーニング指導者協会(JATI)による研修会が開催されました

2022/06/27

6月4日(土)・5日(日)に帝京科学大学7号館にて日本トレーニング指導者協会(JATI)による研修会が開講されました。

私達、東京柔道整復学科アスレティックトレーナー課程2年及び3年生18名が、2日間、研修会に運営補助ボランティアとして参加させて頂き
最新のスポーツ科学・コンデイショニングの情報や研究結果に関する講義や実技を受講させて頂きました。


主な内容はJ A T IのH P(JATI.JP)でも公開されています。

特に、2022五輪のコンディショングサポートを指導された杉田正明先生(日本体育大学)の講義
「東京2022 に向けて取り組んできた暑熱対策とコンディショニング 」は大変勉強になりました。


トップアスリートの夏場での体温上昇や発汗は非常に激しく、そうした厳しい暑熱環境下での熱中症予防においては重要なことは
「いかに体内水分を失わず、深部体温を上昇させないか」ということです。

杉田先生には長年、体重や体温の継続的な計測・調査をされているご経験から
より現場で実践できる方法(深部体温の管理、アイススラリー)をご紹介いただきました。
また、給水量・給水温度管理の把握を徹底して行うべきであることも提唱していらっしゃいました。


スポーツ指導者・トレーナーとして、熱中症の危険性や水分量・水温、スポーツドリンク等の成分を理解しておくこと。
そして、適した量を給水させることが熱中症予防につながることを改めて認識しました。


また、アスリートの睡眠時間は最低7時間は必要で、それ以下になると外傷発生やパフォーマンスの低下につながることや
ウエアブルのコンディショングツールの有効性なども講義いただき、大変勉強になりました。

 
※日本トレーニング指導者協会(JATI)のホームページは こちら をクリック
 
東京柔道整復学科 2年 アスレティックトレーナー課程
加藤 慶也

 
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