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第91回「「あだちこどももの作りフェスタ」に参加して」(2013.2)

教授 河崎 雅人

教授 河崎 雅人

  昨年の12月15、16日に、東京電機大学を会場に行われた「あだち子どももの作りフェスタ」に、ゼミの学生とともに参加しました。このフェスタは、大学や高校、NPO法人等がもの作りをテーマにコーナーを設け、子ども達が好きなコーナーでもの作りを楽しんでもらうというものです。

  私のゼミでは「手作りスピーカー」というテーマで、紙コップと磁石、エナメル線を使って、マイクにもなるスピーカーを作ることを体験してもらいました。コーナーには4歳位から小学校5、6年生までの子ども達約180名が来てくれました。高学年の子ども達は学生の説明を聞いて、「よし作ってやろう」という顔で、低学年の子どもに負けないように作ります。未就学の子ども達は「何ができるのかな」という顔で、保護者の手を借りながら、一生懸命作っていきます。20、30分かけてようやく完成すると、早速、音楽プレーヤーのイヤフォンジャックに差し込み、不安な顔で紙コップを耳にあてます。自分で作ったスピーカーから音楽が聞こえることに気付くと、一気に子ども達の顔はとても素晴らしい笑顔に変わります。

  そして、一緒に来たお父さんやお母さんの耳にあてます。驚く親の顔をみて子ども達は得意顔です。今では、100円ショップでイヤフォンやヘッドホンが売られ、わざわざ自分で作ることはないでしょう。しかし、磁石やエナメル線を使って自分でも簡単に作ることができることを知ることは大切な事です。さらに、なぜ音が出るのだろうと疑問をもてば、新たな学びへとつながっていきます。学校で学ぶこと教科書から学ぶことには限りがあります。このフェスタに参加して、改めて子どもの学ぶということを考えさせられました。

 



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