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第132回「 いろいろなかんけい」(2015.2)

准教授 濱野佐代子

准教授 濱野佐代子

  寒い日が続きますが、徐々に暖かい日差しの日も増えてきました。私は、千住キャンパスの本館から5号館へ移動するときには川沿いを歩きます。時間帯によっては、犬を散歩する近隣の方々と出会います。東京都内ということもあり、やはり小型犬が多いです。たまに触れ合わせていただくのですが、人を好きなわんちゃんが多いです。私は、飼い主とペットの愛着について研究しているので、とても興味深く拝見しています。仲の良い飼い主とペットのペアを見ると、こちらも幸せな気分になります。

  最近、人間もペットも愛情が重要だとあらためて感じています。愛情関係には、様々な関係性があります。家族関係、親子関係、夫婦関係、恋人関係、友達関係、先生と生徒や子どもとの関係、さらには飼い主とペットの関係等があります。人間は様々な関係性から得られる愛情関係に支えられて生きています。私たち教員と学生との関係も4年間を通して築かれていきます。まだ、高校生のような雰囲気を残して入学してきた学生が、卒業の時点では、職業を選択し、成長して巣立っていきます。幼稚園や保育園の先生方に、「職業におけるやりがいは何でしょうか。」とお尋ねすると、多くの先生が、「子どもの成長のお手伝ができることです。」と回答します。いうまでもなく、乳幼児期の身体や精神面の成長発達は著しいものです。大学生には、子ども時代ほど大きな成長の変化はありませんが、学問や生活の様々な面で成長しているのが見てとれます。そのような成長過程と共に寄り添うことができるのは、やはり私にとってもやりがいとなっています。

  本学ではもうすぐ卒業式を迎えます。大学を卒業してからも、様々な愛情関係を築き、自分も他者も大切にし、生活や職業にやりがいを持ち、自分が思う幸せの形を築いていってほしいと願っています。



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