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教員詳細

並木 美砂子 (なみき みさこ)

並木 美砂子

役職:特任教授

主な研究と活動

 博物館としての動物園の教育的機能の充実を、野生動物保全と関連させて実践していくにはどうしたらいいかについて、活動しつつ研究しています。とくに、対話的方法を有効に採り入れたさまざまなプログラムの構築と評価をしています。また、動物を介在させたさまざま活動には「その動物」への深い理解が欠かせないので、その普及活動もあわせて行っています。

キーワード 共生、生物多様性保全、動物園、質的方法
専門分野 博物館教育、科学コミュニケーション
主な研究対象

哺乳類全般、ヒト

主な研究課題
  • 動物園教育の実践と評価
  • 対話的科学コミュニケーションの質的分析
学位
  • 博士(学術)
卒業年月
  • 1979年 3月 東京農工大学 農学部(環境保護学科) 卒業
  • 2002年 3月 お茶の水女子大学大学院 博士課程(人間文化研究科) 修了
学歴・経歴
  • 1984年10月 千葉市職員(動物公園建設室)
  • 1985年 4月 千葉市職員(動物公園飼育課)
  • 2013年 4月 帝京科学大学 生命環境学部 アニマルサイエンス学科 教授
主な著書
  • 博物館学習論, 小笠原孝・並木美砂子(編)「博物館教育論」, (株)ぎょうせい(2012)
  • 「博物館で学ぶ」(共訳・鷹野光行監訳)ジョージ・E.ハイン(著)Learning in the Museum,(株)同成社(2010)
  • 子どもが動物に出会うとき, (株)風間書房(2008)
  • 動物園における親子コミュニケーション, 並木美砂子, (株)風間書房(2005)
主な論文
  • 「対話」および「交流・協議」としての動物ガイド-バフチンおよびブルーナーを手がかりに-- 博物館学雑誌 39巻1号:127-136(2013)
  • 博物館等施設におけるインタープリター・コミュニケーターの自己意識, 環境思想・教育研究 No. 5:185-191(2010)
  • 博物館の利用者主体の教育論構築に向けて, 国立歴史民俗博物館研究報告第140集:169-183(2008)
所属学会等
  • 日本質的心理学会
  • 日本ミュージアムマネージメント学会
  • 全日本博物館学会
  • 日本保育学会
その他の活動
  • JWCS(野生生物保全論研究会)理事
  • 全日本博物館学会委員
  • 日本動物園水族館教育研究会役員
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