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山梨県立都留高等学校1年生がSSHの大学訪問研修で化学実験をしました。

2015/09/15

都留高校の1年生が、夏休みに物理・化学・生物の実験を行いに上野原キャンパスに来ました。これは、都留高校スーパーサイエンスハイスクール事業の一つとして平成17年から継続してきた訪問研修で、今年で11回目になります。生命科学科は化学実験を担当し、26人の生徒が参加して、「メチルオレンジの合成」と「化学発光」の2種類の実験を行いました。大学院1年生の前川君と学部4年生の大竹さんがティーチングアシスタント(TA)となり、高校生の実験をサポートしました。「メチルオレンジの合成」では、化学反応、吸引ろ過、そして再結晶と進めていき、最後にキラキラと光沢のあるメチルオレンジができました。2つめの「化学発光」の実験では、試験管の中で化学反応を行って、ペリレンという化学物質から光が出る様子を、暗箱をのぞいて観察しました。これまでケミカルライトスティックのおもちゃで化学発光を体験したことがある生徒たちも、この日は試薬や試験管を使って暗がりの中で光を出したので、楽しい実験となりました。帰る際には、生徒の皆さんは各班で合成したメチルオレンジを持って帰りました。高校に戻ったら、化学の授業でそれを使うそうです。今回の訪問研修で、「化学っておもしろそう!」と思った人が増えたとしたら、TA共々うれしいです。 (生命科学科 教授 岩瀬礼子)

 

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