理学療法学科

実習

主な実習テーマ

学内実習

  • 人体の構造と機能Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ実習
  • 基礎理学療法学実習

  • 理学療法評価学実習Ⅰ・Ⅱ

  • 運動療法学実習

  • 物理療法学実習

  • 日常生活活動学実習

  • 疾患別理学療法演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 他

臨床実習

◼当学科の臨床実習形態について
当学科の臨床実習は、『診療参加型臨床実習』の形態を取ります。診療参加型臨床実習とは、「学生が単独で診療に関わるのではなく、診療チームの一員として臨床実習指導者(理学療法士)と共に患者さんの診療に関わりながら学ぶ臨床実習形態」のことを言います。学生は臨床実習の中で常に臨床実習指導者と行動を共にし、3つのステップを通じて学びます。まず、臨床実習指導者の実践をまず見て学びます(見学)。次に、指導者を模倣しながら、指導者と共に一部実践します(共同参加)。最後に、十分な共同参加の繰り返しによって学生が単独で実施が可能となれば、指導者の見守りのもとに学生が一部実施します。

臨床実習Ⅰ(1年次1週間)

本実習では、診療参加型臨床実習の一環として、医療・福祉施設等にて主に見学を主体とした実習を行います(5日間)。入学早期から理学療法士の業務に直接触れることで、理学療法士の仕事や、チーム医療の一員としての役割を理解し、医療従事者としての基本的姿勢を学ぶことが目標となります。本実習は、心身に様々な障害を持つ方々と直接に接することのできる貴重な機会となります。今後、習得する知識や技能に関して、理学療法士になぜ必要となるのか、といった探究心を持って学んでいく礎を養います。

臨床実習Ⅱ(2年次2週間)

本実習では、診療参加型臨床実習の一環として、医療・福祉施設等において理学療法士に必要な検査や測定を主に学ぶ実習です(2週間)。本実習に先立ち、学内授業で習得した理学療法士に必要な検査や測定を、実習指導者の指導のもと、患者さんに実施します。また、理学療法士の役割や責任についての概念的理解を促し、適切で望ましい行動力や判断力を育み、臨床実習Ⅰと同様に医療従事者としての基本的姿勢を身につけることも目的としています。

臨床実習Ⅲ(3年次6週間)

本実習では、主に医療施設等において臨床実習指導者と共に、実際の患者さんの診療に参加します(6週間)。臨床実習Ⅱで養った能力(検査や測定)に加え、心身に様々な障害を持つ方々に対する、理学療法の目標(患者さんの治療における問題点の抽出、治療目標、理学療法プログラム作成の手順など)設定の捉え方について学びます。

臨床実習Ⅳ(4年次10週間)

本実習では、主に医療施設等において臨床実習指導者と共に、実際の患者さんの診療に参加します(10週間)。臨床実習Ⅲで養った能力(患者さんの治療における問題点の抽出、治療目標、理学療法プログラム作成の手順など)に加え、患者さんに対する理学療法プログラムの実施と変更に必要な理学療法士の基本的推論能力を学びます。さらに、評価や治療の記録、部門・組織の一員としての実務や業務管理を学びます。

臨床実習Ⅴ(1週間)

本実習では、診療参加型臨床実習の一環として、通所・訪問リハビリテーションの現場において、評価や治療の記録、部門・組織の一員としての実務や業務管理などについて学びます(1週間)。地域理学療法を実践的に学ぶ機会であり、地域における理学療法士の実務や業務管理などを体験を通じて学ぶことが目標となります。

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