理学療法学科

めざす資格

理学療法学科では、所定の単位を修得すると、リハビリテーションの臨床現場で、またチーム医療の一員として、多方面から求められている国家資格「理学療法士」の受験資格が得られます。

受験資格を得られる資格

#01理学療法士

国家資格

理学療法士は、少し前までは運動、温熱、水、光線、電気などを用いた理学的な治療を疾病により後遺症をもった対象者に対して治療しているだけでしたが、現在では、生活習慣病を中心とした疾病に対する予防への取り組み、発症直後から行われる疾病そのものに対する治療、疾病により失われた身体的、精神的な機能改善へのアプローチなど、その対象者の社会復帰へと導く全病期において、それぞれの段階的な治療プロセスに関わる医療専門職です。また、その対象者に障害が残存してしまった場合であっても、基本的動作や日常生活活動を改善するための指導や社会生活を送る上で不利な要素を少なくするための福祉用具の選定、住宅改修・環境調整なども考えていく職業です。 最近では、学校スポーツからプロスポーツなどを含めたスポーツ傷害に対するリハビリテーションなど、さらに様々な分野への積極的な関わりが求められつつあります。

受験資格取得方法

本学では、共通科目16単位以上、専門科目105単位以上、合計124単位以上の本専攻卒業単位数を満たすことで、国家資格「理学療法士」の受験資格が得られます。

#02アスレティックトレーナー

民間資格

(日本スポーツ協会認定)

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(以下、公認ATという。)は、日本スポーツ協会の公認スポーツ指導者の一つ(メディカル・コンディショニング資格)であり、唯一のトレーナー資格として公認されたものです。AT課程の目的は、機能解剖や運動学に関する専門的な知識を有し、スポーツ活動現場において、競技者の障害予防、救急処置、コンディショニングにあたるとともに、スポーツ障害を受けた競技者の競技復帰までのリハビリテーションが出来る技能を持つ指導者を養成することです。公認ATの役割は、スポーツドクターおよびコーチと緊密な協力のもとに、競技者の健康管理、障害予防、スポーツ外傷・障害の救急処置、アスレティックリハビリテーション及び体力トレーニング、コンディショニング等を統合的な視点を持ってサポートすることにあります。詳しくはAT課程専門科目「アスレティックトレーナーの役割」の授業で説明します。

履修方法

本学が開講する授業科目を履修し、必要な単位数を取得すれば、公認アスレティックトレーナー適応コース検定試験の受験資格を得ることができます。公認アスレティックトレーナー適応コース検定試験(理論試験、総合実技試験)に合格し、日本スポーツ協会に登録手続をすることにより、「公認アスレティックトレーナー」として認定されます。

#03トレーニング指導者

特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会(以下、JATIという。)が認定する資格の一つで、トレーニング指導の対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムを作成・指導するために必要な知識を習得したと認められた者に授与されます。スポーツ選手や一般人を対象としたトレーニング指導の専門家として活動するための基礎資格として位置づけられています。
JATI資格取得者は、競技スポーツ分野(プロや社会人チームのトレーニングコーチ、高校や大学の運動部のトレーニング指導者、アスリートを対象としたトレーニングの個人指導を行うパーソナルトレーナーなど)や健康増進分野(民間及び公共運動施設(フィットネスクラブや市町村体育館など)の運動指導者や一般人を対象としたパーソナルトレーナーなど)などで活躍しています

履修方法

本学が開講する授業科目を履修し、必要な単位数を取得すれば、トレーニング指導者認定試験の受験資格を得ることができます。トレーニング指導者認定試験に合格し、JATIの会員登録手続きをすることにより、トレーニング指導者として認定されます。

その他のめざせる資格・免許

  • 社会福祉主事任用資格
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