自然環境学科

特色ある学び

キャンパス近隣にある「河川」「海洋」をはじめ、日本各地でフィールドワークを実施。環境問題を分析・発見・解決するための、実践的な力を身に付けます。

環境特別実習

環境特別実習Ⅰ(小笠原実習)

5泊 6日程度で世界自然遺産の小笠原諸島父島に行き 、往復路での海洋環境の変化を観察・測定するとともに、小笠原での自然再生事業やエコツーリズム活動を見学・体験 します 。

実習例1

ゴミの調査のため、ビーチクリーニングを実施。外洋に面した小笠原諸島には世界中からゴミが流れつきます。

実習例2

展望台からのクジラの生態調査。クジラだけでなく、船が与える影響も学びます。

実習例3

小笠原ホエールウォッチング協会の方から現場で直接の指導を受けます。

実習例4

エコツアーとはどういうものかを体験します。絶滅が危惧されるオガサワラオオコウモリも間近に観察。

環境特別実習Ⅱ(サル・カメ実習)

2 泊 3 日程度で野生ニホンザルなどの暮らしている山林や、ウミガメが産卵にくる浜辺に赴き、動物の行動・生態の調査方法を学び、生息環境の評価方法や保全方法に関して学びます。

実習例1

京都嵐山モンキーパークにて120頭ほどの野生のニホンザルを観察します。

実習例2

生まれて数ヶ月の赤ん坊、木の上でも地面でもレスリングごっこに夢中です。

実習例3

みなべ浜で野生のアカウミガメの産卵上陸を観察します。

実習例4

学生達も母ガメのように穴を掘れるか挑戦。湿った砂は重く、重労働です。

環境野外実習

荒川水系での水質測定(千住)

荒川水系での水質測定(千住)

荒川水系の「上流・中流・下流」の 3 ヵ所で、河川の状況の観察、水質の測定を実施しています。採取したサンプル水の化学分析も大学で行います。

荒川河川敷での調査・環境保全活動(千住)

荒川河川敷での調査・環境保全活動(千住)

キャンパス近くの荒川を利用した野外学習も多彩。足立区・荒川ビジネスセンターとの官学連携では河川環境の整備や河川敷の動植物の観察を行っています。

富士山周辺での大気調査(東京西)

富士山周辺での大気調査(東京西)

他大学・他機関との共同で、富士山山頂での大気観測を実施。車両から排出される窒素酸化物が、大気にどのような影響を与えているか、日本初となる観測データを取得しました。

荒川河川敷での調査・環境保全活動(千住)

相模湖でのプランクトンの調査(東京西)

神奈川県の相模湖にて、水質調査および動植物プランクトンの採集を実施。多様な生物がバランスよく生息できる水環境や生態系の保全に取り組んでいます。

環境測定車

帝京科学大学自然環境学科は全国大学で初めて移動環境測定装置搭載の環境測定車を導入いたしました。

環境測定車は、大気や水を測定する装置を搭載し、どこへでも出かけることができます。環境測定車を用いることにより、定点観測以外の地点で短期から長期にわたり観測することが可能です。自然環境学科では環境測定車によりさまざまな研究を行っています。

車両についての詳細データはこちら

荒川水系での水質測定(千住)

荒川河川敷での調査・環境保全活動(千住)

TOP