【自然環境学科】渡良瀬遊水地で野外実習を行いました!
2023/11/06
2年生後期の環境科学野外実習の一部として、今年10月に渡良瀬遊水地にて実習を行いました。
渡良瀬遊水地は栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県の4県にまたがり、利根川の「治水」および「利水」に関わる重要な役目を担っています。
また同時に、本州以南最大のヨシ原を主体とする湿性草地として知られ、2012年にはラムサール条約登録湿地となっています。この実習では渡良瀬遊水地の役割を学ぶとともに、環境観察を通して、その現状を把握することを目的としています。
当日は天候にも恵まれ、渡良瀬遊水地の役割や歴史、そしてその自然環境について楽しく学ぶことができました。
実習にご協力いただいた栃木市渡良瀬遊水地ガイドクラブの皆さま、ありがとうございました。
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野外実習に先立ち、渡良瀬遊水地の成り立ちと役割について学びました。
渡良瀬遊水地には15km2にも及ぶヨシ原が広がっています。ヨシやスゲなど、多様な湿性植物について、教えていただきました。
谷中湖には、増水した川の水を一時的に貯め洪水被害を防ぐ治水機能、河川に流れる水量を適切にし、自生するヨシを活用した水質改善も行う利水機能をはじめとする、重要な役割がいくつもあります。
ウォッチングタワーに上り、説明を伺いました。一望できる広大な遊水地は絶景でした!