【自然環境学科】知床実習・新規開講しました!<その2:野生シャチを観察しました>
2024/08/09
2024年6月14日〜16日の2泊3日で、
本学で初めてとなる知床半島を実習地とした実習が行われました。
3日目は、朝9時から出航のクルーズに。とても深い霧のなか、シャチに出会えるのかドキドキでしたが、出航後ほどなく、立派な背びれのオス、通称「ネモト」が単独で現われ、堂々と泳ぐさまに感嘆しました。
ほどなく、おそらく複数の群れが合流した数十頭の大きな群れにも出会え、中には赤ちゃんシャチも!目の後方斜め上のアイパッチが黄色く濁ってるので、乳児であることが確認できました。様々な行動も観察することができました。
陸上でも移動時などに、エゾジカやキタキツネを数回観察できました。天候や動物に恵まれ、実質二泊二日であるにも関わらず、多くの野生動物を観察・撮影できた、実り多い実習となりました。
学生たちが撮影した写真を、一部紹介します。
◆世界遺産実習「知床実習その1」の記事はこちら
◆世界遺産実習「屋久島実習」の記事はこちら
◆自然環境学科のHPはこちら
◆自然環境学科の実習についてのページはこちら
単独で現れたのは根もとから背びれが曲がっていることで有名なオスのシャチ「ネモト君」
深い霧のなかでも、数十頭のシャチの群れをゆったりと観察できました
アイパッチがまだ真っ白でない、小さな赤ちゃんシャチ。背ビレも小さいですね。
大きな胸ビレをみせるオス
尾びれで海面をたたくテイルスラップ
船から100mほど先のシャチの群れにカメラを向けます。難しい撮影にも、だんだん慣れていきました。