作業療法学科

Department of Occupational Therapy

作業療法学科

オーダーメイドのリハビリテーションができる作業療法士に

患者さん一人ひとりの状態に応じて、リハビリテーションを実施するのが作業療法士。マニュアルなど存在しない世界で、オーダーメイドのリハビリテーションを展開するための知識と技術を身に付けます。少人数制の環境と、助言教員による「目の行き届いた教育」が特長。実習室などの設備も充実しており、作業療法に必要なさまざまなスキルと、患者さんに適切な提案を行うためのコミュニケーション能力を養います。

イメージ

3つの特色 Features

Point 1

特色1

ものづくりの幅が広がる充実した施設・設備

和室やキッチン、浴室なども備えた実習室を完備。実際の住宅のような環境で、患者さんの生活を想像しながら作業療法についての学びを深めます。さらに陶芸や織物、木工などいろいろな作業を体験することで、その作業がリハビリテーションに及ぼす効果について考察・分析する視点を養います。

Point 2

特色2

1000 時間を超える実習時間で現場での対応能力を磨く

国家資格取得に必要な臨床実習の時間は810 時間ですが、本学科で経験できる臨床実習は、1000 時間以上。豊富な実習を通して在学中に数多くの経験を積むことで、現場に出た際の対応力を高めるとともに、国際協力などの分野で活躍するための可能性を広げます。

Point 3

特色3

効率よく、手厚い国家試験対策で合格に向けてサポート

1 年次の早期から、国家試験対策をスタート。模擬試験を繰り返して実施することで、苦手な分野を把握し、克服に役立てることができます。さらに、助言教員が学生一人ひとりの実力を見きわめ、きめ細かな学修指導を行います。国家試験の直前には、対策のための集中講義なども開講します。

学科長あいさつ Voice

ひとりひとりの「私らしく生きる」を支援します。

私らしくとは、子どもであれば、遊びもそうでしょう。子ども達はいろいろな遊びを通して発達します。勉強もそうでしょう。見たり聴いたりノートを撮ったりします。やがて仕事をして収入を得て生活することもそうでしょう・日々繰り返される生活、例えば着替える、食事をする、顔を洗う、歯を磨く、トイレを利用する、これらもその人それぞれによって違いますが、それでも、人は一人ひとりが「その人らしく生きる」を繰り返しています。
障がいや病気などにより「その人らしく生きる」ができなくなることは誰にでも可能性があります。脳の障がいにより右手が麻痺したことを想像してみれば容易に理解できます。右手で箸を使うことができない、書字ができない、着替えも難しい、自動車の運転もできないかもしれない。

皆さんは、「麻痺を直してもらえばいいじゃないか」と思われるかもしれません。確かに以前と同じように麻痺がなくなればいいのですが、必ずしもそうではありません。だから障がいという言葉があります。麻痺を持ちながらも「その人らしく生きる」ことは一人ひとりの心身の健康を得るためには重要です。右手で箸が使えないならば左手で箸を使えるようにする。自動車の運転は右手を使用しなくても運転できるように改造する際にその人の障がいにあった提案するなどです。「その人らしく生きる」とは、ある人は「美味しい蕎麦を食べることは私にとってある意味生きがいです」と言うかもしれません。ならば蕎麦を食べられるように左手で箸を使って食べましょう
「その人らしく生きる」とは、ある人は「週末のドライブが僕の息抜きであり、生きがいなんだ」と言うかもしれません。ならば、右手を使用しなくても好きな自動車の運転をできるように支援しましょう。
さらに精神的な面へも支援することができるのが作業療法士です。心と体は切っても切り離すことはできません。心の健康と体の健康は相互に影響しています。心の健康のためにも支援します。

作業療法士はこれらの支援を医学的な知識を基本にして支援していくことです。
「その人らしく生きる」を支援する最も重要な仕事であることがお分かりいただけると思います。

学科長・教授石井 孝弘