こども学科

一般保育参加体験(第2回)

レポート

前回に引き続き今回も一般保育の体験参加です。

今回は子ども達も参加学生の顔を覚えてくれ、より近距離のやりとりがあちらこちらで見受けられました。一方で活発な子は目一杯のスキンシップを求めて来、学生もその勢いに押され気味でした。10時まで自由遊び時間として過ごし、朝の会で前回、小林先生(甲東保育所)から課題された手遊びを披露しました(「とんとんとんとん、ひげじーさん」)。

今日は、天気も良いので散歩に出かけることになりました。

散歩では子ども達は2-3人ずつ手をつなぎます。県道30号を渡るときは「さあ、みんな。自分の目と耳で車が来ないか確かめるのよ!」という先生の指示が出ます。さっそく学生もそれにならって子ども達を安全に渡らせていきます。

最初の訪問地は先月、子ども達と一緒に植えたジャガイモ畑です(*)。「あっ、つぼみがあるよ。」「もう、こんなに大きくなったんだね」「フライドポテトにして食べるんだよ」など、会話も弾みます。ひとしきり、ジャガイモ談義をした後、次の目的地へ向けて出発です。

*木村・別府研究室共同研究「野菜栽培を活用した食育の試み」(2008年保育学会大会発表予定)

道すがら、子ども達はめざとく何かを見つけ続けます。あちこち寄り道をしながら、のどかな田畑の広がる丘陵地に到着しました。ここで休憩。皆でゼリーを食べました。お手ふきやゼリーの配布を学生が手伝います。回りを見渡すと、春うららか真っ最中という感じです。ウグイスやひばりが鳴いていました。

ここでしばらく、自由時間になりました。早速鬼ごっこや虫取りが始まりました。中には転んですりむいた子もいましたが、そんなときの対応の仕方も実地に体験していきます。

保育所に戻り、手洗い、上履きはきかえも手伝います。昼食の準備をして、「いただきまーす。」 こどもたちが食べ始めたのを見届けてから保育所を後にしました。

今後の予定

次回はいよいよ「ロボット介在保育」へ向けて企画立案です。子ども達には「今度はロボット一緒に来るよ」と言ってきました。さて次回はいよいよペット型ロボットを使います。介在案を立案してロボット介在保育に臨みます。

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