TEIKAジャーナル

【医学教育センター】在学生の皆さんへ

2020/10/19

 在学生の皆さん、元気で毎日を過ごしていますか。
 この新型コロナ感染症禍の下、外出すること、普通に学友と話をすること、これまで普通に続けてきた生活を取り戻すことが大変になっています。後期に入りキャンパスでの授業もようやく一部は対面で行われるようになってきましたが、多くの講義はいまだにWEB講義やZOOM授業です。1人でいろいろと考えてしまう方も少なくないと思います。
 医学教育センターは皆さんをどこまでもサポートします。勉強に行き詰まったら、基礎に戻りましょう。教科書を開いてみよう。解剖学の奥は深いです。生理学は興味が尽きません。脳から末梢まで神経は繋がっていて、私たちの毎日、一瞬を意識的に、また無意識に支えています。機能解剖はそれらの応用ともとらえられます。
 本学の「いのちをまなぶキャンパス」の教育を支える3つ目のセンターとして3年前に設立された医学教育センターは「医学教育における専門基礎科目の実施、並びに学生の臨床活動及び国家試験に必要な医学知識の習得等を支援」します。
 最近の医療系の国家試験は、臨床現場で遭遇する場面を想定し、その時の対応法を問う、基礎力を前提とした応用問題に重点が置かれるようになっています。今後の国家試験対策の中では、臨床応用に結び付く柔軟で豊かな基礎力をいかに身に付けることが一層重要です。急がば回れです。基本に戻りましょう。特に解剖学と生理学は重要で、理学療法学科の運動学、作業療法学科の精神医学、柔道整復学科の柔道整復理論、看護学科の看護学、医療福祉学科の精神保健学など、各学科に固有な科目が重要な専門科目として加わっています。
 現在12名の経験豊かな教授陣がそれぞれの専門性を生かし、時や場所を変え、方法を工夫しながら医療科学部の支援を行っています。疑問があったら、直接個々の教授陣にメールなどで連絡をください。できる限り、皆さん1人1人の疑問、要望に、医学的に応える医学教育センターでありたいと思っています。
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