コースの紹介
小学校・幼稚園教諭コース
知る楽しさや、わかる喜びを、子どもたちに伝える
小学校教諭免許と、幼稚園教諭免許の2つの免許取得をめざす本コース。成績上位者は保育士資格取得も可能です。上野原の豊かな自然のなかで時代の変化等も踏まえ、知る楽しさやわかる喜び、自分らしさを育てることができる教員をめざします。
Pick up 1
動物介在教育学
動物を教育の現場に取り入れる「動物介在教育」を、実践的に学ぶ授業です。動物と接することを通じて、「いのちの大切さ」を学び、さらに子どもたちの好奇心を育む方法や、友達とのコミュニケーションを促進する方法などを体験的に身に付けます。さらに、教育の目的や効果についても検証していきます。
Pick up 2
教職概論
実際の学校教育に関するニュースを取り上げながら、教職の意義と教員の役割、職務内容についての理解を深めます。理想の教員像に向けて、自らの課題を発見するとともに子どもと常に向き合う意欲を高めていきます。さらに教員の初任期・中堅期・管理職期の課題を整理し、教員の仕事やキャリアアップについてのイメージを膨らませることができます。
Pick up 3
初等教育実習
初等教育実習の目的や内容について理解し、子どもや援助・教育についての理解を深めます。実習指導案を作成し、ロールプレイや教育評価などを行ったうえで、初等教育実習に臨みます。実習では実習指導者の指導を受けながら、部分実習や責任実習を行います。これまで学んだ理論と技術を活用し、実体験を通じて教育力を高めます。
教員の声
望月 崇博 講師
子どもが楽しく自由に遊ぶためには、まずは大人から!
子どもたちの遊びがどんどん減っていると言われています。保育園や幼稚園、小学校の先生たち向けに実技講習に行くと、「まあ動けない(遊び方を知らない)」という感想をよく持ちます。その奥には「これやってもいいのかな?」という気持ちがからだを躊躇させ、硬くさせています。思考の硬直はからだの硬直ですね。まずは深呼吸してからだをほぐすところから始めます。授業のなかでは、学生たちとよく一緒に運動遊びを考えます。「楽しい」を捜す作業です。大事なことは、私たちが持っている既成概念を外し、自分(子ども)がやったら楽しいかどうかという客観的な視点を持つこと。こども学科で「楽しい」を探しにきてください!