こども学科

コースの紹介

幼稚園教諭・保育士コース 東京西キャンパス

子どもの感性と好奇心、自己肯定感や生きる力を育む

子どもの教育・保育について学び、幼稚園教諭・保育士の免許・資格取得をめざすコースですが、学びの内容はそれだけではありません。子どもの創造性を育てるための知識と技術の修得にも力を入れています。さらに、社会人として必要な「幅広い教養」も身に付けます。

Pick up 1

乳児保育

乳児保育

保育所において3歳未満児の保育を行うために必要な知識と技術を学ぶ授業です。子どもの心身の発達差や個人差について理解し、一人ひとりの子どもに合わせた保育計画を立てることの重要性を理解します。また、保護者に対する声かけや助言など、保育の専門家として子育てをサポートする手法についても学んでいきます。

Pick up 2

保育内容演習(環境)

保育実習指導Ⅱ

保育所実習に向けて総合的な準備を行う事前指導と、実習後のまとめを行う事後指導の授業です。事前学習では、実習の目的を確認するとともに、実習計画書を作成。責任実習とは何かを理解しながら模擬保育を実践します。12 日間の実習では子育て支援の方法や保護者への対応も学びます。事後指導では自らの課題を明らかにしながら保育実習全体への総括を行います。

Pick up 3

子どもの食と栄養

子どもの食と栄養

小児期の栄養と食生活について、栄養素の種類とその働き、日本人の栄養摂取量、健康的な食事のバランスなど幅広い学びを通して理解し、保育の専門家として子どもの「食」を支援する力を養うのが目的です。乳幼児、学童から思春期に必要な栄養や、献立作成の考え方や手法といった基礎調理理論についても具体的に学びます。

教員の声

尾野 明美 特任助教

尾野 明美 特任助教

少人数だからできる丁寧な指導と実習を通して質の高い保育者を養成します

日本は少子化が社会の問題となっています。誰もが安心して子どもを産んで育てられる環境整備のために、政府は少子化対策、子育て支援策を講じています。しかし、施策の推進にもかかわらず出生数は伸び悩んでいます。こども学科では、少子化問題を社会福祉の視点から考え議論をします。さらに、子どもと関わる保育者、教育者に求められるものは何かについても考えます。現代の保育者・教育者は子どもの育ちを支えるとともに、子育て支援、親支援の役割も求められています。子育て支援についての理論と具体的な方法を学ぶとともに、子どもと関わる仕事を通して社会問題について関心を持つことも必要です。
また、子どもと関わり、育ちを支える保育士、幼稚園の免許・資格を取得するためには、基本的な学力や専門的な知識を身に付けることのほかに、他者と力を合わせて課題を乗り越えていくためのコミュニケーション能力や、相手の気持ちに寄り添い共感する力なども必要です。大学4年間の学びを通して専門的な知識を習得し、同じ学び舎の仲間との関わりや、少人数ならではの教員たちの丁寧な指導を通して、あなた自身の可能性を伸ばしてくださることを期待しています。

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