Department ofEarly Childhood Education & Nursing
幼児保育学科
(千住キャンパス)
乳幼児期における成長を、専門家としてサポート
幼稚園と保育所の統合、認定こども園など、進化・変革が続く幼児教育・保育の現場。これからの現場で求められる「幼稚園教諭」「保育士」の2つの免許・資格を取得し、子どもの発達を適切に支援することができる専門家を養成します。保育所・施設・幼稚園等での実習やフィールドワークを通して実践力が身に付きます。
3つの特色 Features
Point 1
「あそびうたリトミック2級講師」・「発達障がい児専門リトミック講師」の認定資格取得
本学科では所定の科目の履修により、一般社団法人国際あそびうた音楽協会の認定資格「あそびうたリトミック2級講師」「発達障がい児専門リトミック講師」「あそびうたリトミック1級課程修了」の認定資格を取得することができます。保育者として必要な表現スキル「音楽的身体的総合表現力」を高めます。
Point 2
「千住桜木保育園」・地域との連携
千住キャンパス内に開園した「帝京科学大学千住桜木保育園」と連携し、保育実習やボランティア活動を通して、座学と実践を繰り返しながら保育の学びを深めます。また、足立区との連携イベント「のびのびプレイデイ」を実施。体験ブースの企画から実践、振り返り等から現場での実践力を高めています。地域の人びとや子どもたちとのふれあい、保育現場の保育士との活動体験は、多様な人びとが連携して成り立つ保育を知る貴重な機会となります。
Point 3
1年次からの豊富なフィールドワーク
1年次の「基礎ゼミ」では、動物園やおもちゃ美術館などの施設を訪れます。幼少時に親と行った場所に、保育を勉強する立場として訪れるとさまざまなことが見えてきます。集合場所はどこにすべきか、トイレはどこにいくつあるのか、お弁当は食べられるのかなど、現地の状況に触れながら考えることで「保育者の視点」が養われます。
学科長あいさつ Voice
子どもに寄り添い、その可能性を引き出すために
学科長・教授
飯泉 祐美子
幼児教育は、国によって人間教育の基礎として位置づけられる重要なものです。基礎がしっかりしていなければ、優れた人格形成は不可能です。保育者は、責任の重い役割を担う専門職として十分に教育される必要があります。本学科では、我が国が定める基準を満たし、さらには、それ以上の教育と体験を提供できるよう努めています。専門的教育として、教育学や心理学をはじめ、福祉、栄養、表現など様々な学問領域の科目を学ぶことができます。また、独自の活動として、足立区と連携して実施している「のびのびプレイデイ(学生による遊びの提案)」、全教員による「公務員試験対策講座(自治体が実施する保育士採用試験等の合格を目指す勉強会)」などがあり、豊かな体験の提供と希望に叶う就職支援も行っております。
保育者は、地域の子育て支援の中心的存在です。学生の皆さんには4年間で学習を深め、実習で経験を積み、将来は立派な保育者として地域に貢献していただきたいと考えています。本学科の全教員も、優れた保育者養成のために全力を尽くして参ります。