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橋本先生の国際会議報告

2012/07/24

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12Hashimoto_1.jpgISMH(International Society of Medical Hydrology and Climatology)の第38回国際会議がスペイン、アンダルシア地方のグラナダ-ランハロン(Granada-Lanjarón)で開催。炭酸泉浴による皮膚血管拡張にプロスタグランディンが関与することを報告しました。

この学会には、温泉を含む鉱泉水、海水、地形・気候を利用した医療を中心とした幅広い研究分野で活躍する理学療法士、医師、看護士、地理化学者、生理学者などが参加しています。

ランハロンの街はアルハンブラ宮殿で有名なグラナダ市から路線バスで南へ50〜60分、シエラネバダ山脈の南西端の山腹にへばりつくように等高線沿いに細長く広がる温泉街です。スペイン国内では古くから温泉町として有名だそうで、町内唯一の温泉療養施設(Balneario de Lanjarón)と、付属する宿泊施設が学会場でした。

療養施設では炭酸泉含め、4種類の飲用鉱泉水が提供されており、薦められるままに450mLのカップで全てを試飲(写真左上)。昼食前に満腹です。

学会会場での発表・討論はもちろんのこと(右上写真)、懇親会など学会主催のイベントへの参加は、研究情報の交換はもとより、親睦を通じ共同研究への発展や若手研究者の留学などに向けた、研究者間の信頼関係醸成に極めて重要です。今回は、温泉療養施設(下写真左端:水浴治療施設)と世界遺産(アルハンブラ宮殿)(下写真左から2枚目と3枚目)の見学も企画されていました。

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学会主催のディナーは、21時に始まり(上写真右から3枚目:左の窓がまだ明るい)、最後のコーヒーとケーキ(上写真右から2枚目)が出てきたのは夜中の0時近く。同じテーブルについたイタリアからの参加者は、学校が夏休みに入った小学生の娘さん同伴でしたが、さすがにお疲れ(上写真右端、左端の子:窓は真っ暗)。然も有りなん。

(記事は橋本先生ご自身によるものです)


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