TEIKAジャーナル

【医療福祉学科】精神保健福祉援助実習指導ゲスト講義第二弾

2022/12/07

前回に続き、精神保健福祉士実習指導Ⅰではゲスト講師による特別授業が実施されました。
講師は豊島区にあるNPO法人このはの蓮沼和音さんです。
蓮沼さんは、パン屋さんの運営やパン作り、販売などを通して精神障害のある人たちの地域生活の支援を行っています。
精神保健福祉士として支援の中で意識していること、また支援を超えて仲間として一緒に過ごすことなど、これまでの経験や実習に出る学生に望むことをお話くださいました。
学生の授業感想を少し・・・
「雑談が関係性の積み上げとなること、実習生という立場は利用者の生活の場に土足で踏み込んで去っていく存在ということを挙げられた。そこから実習の限られた期間で、利用者の方からどれだけ信用を得られるかということ、また実際に職員と利用者の方との会話を傾聴し、どのようなところから関係の構築が行われるのかといったことを学び、実践へと繋げられるような実習にしたいと講義を通して考えた」
「印象に残ったのは、このはではスタッフからではなくメンバーが主体として活動するという事を大切にしているというお話だ。どのようにしたら利用者の方がやりやすくなるかをスタッフが考えるのはもちろんであるが、月に一回の作業ミーティングでは、スタッフだけではなく利用者の方も交えてミーティングする事によって、日々感じていることや利用者の方からの提案やアドバイスなども聞けてとても良い取り組みだと感じた」

精神保健福祉の専門職としての視点や意識することなどを学生たちは学びました。2月の実習目標の作成に大いに学ぶことがあったようです。
TOP