TEIKAジャーナル

【理学療法学科】吉田高校理数科の学生さんと夏季課題研究を行いました。

2018/08/10

理学療法学科の渡邊が、山梨県立吉田高校理数科の学生さんと夏季課題研究を行いました。
今回はその様子を報告いたします。

今回の研究では重心動揺計表面筋電図を使用して、立位保持における下肢の筋活動について検討しました。

ヒトが立位を保持する際、無意識下にて身体のバランスを保っています。その身体のバランスを保持した状態を定量的に表現した値が重心動揺であり、その測定機器が重心動揺計です。
ヒトの重心保持機能は、様々な心理的・精神的負荷に影響され、容易に変動するとされています。

表面筋電図とは、身体の表面にセンサーを貼付し、筋肉が収縮する際に発せられる活動電位を計測する機器です。

初日は、教員と研究内容について打ち合わせを行い、早速予備実験を行いました。
翌週より、予備実験での反省点を踏まえたデータの計測を行います。
二人とも非常に優秀で機器の操作なども問題なく、手際良く計測が行えていました。

今回の実験結果は9月の上旬に報告予定となっており、渡邊も当日参加予定です。

その際はまた改めてご報告いたします。

今回、われわれ教員も改めて体験型学習の重要性について学ぶことができた良い機会となりました。

帝京科学大学では今後も地域の高等学校や、企業と積極的に連携をとっていきたいと思います。

文責 渡邊
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