TEIKAジャーナル

【★東京柔道整復学科★】 地域連携活動報告〔本学科教員:小黒先生〕

2019/12/02

11月25日、地域連携のボランティア活動の一環として、春日部市立庄和第1保育所にて児童約20名に「きんにくのふしぎ」と題して講演をさせていただきました。内容は当学科でも学ぶ、筋肉の働きや役割、その鍛え方を、クイズやゲームなど実体験を通してやさしく学び、健康づくりに役立てていただくといったものでした。

当日は保育所長の梶野先生のご厚意で、広いホールとスライド設備をご用意いただき、担任の先生と一緒に5~6歳の年長さんのクラスが元気に参加してくれました。最初は静かに見ている感じだった児童たちも、クイズになると大きな声で答えてくれたり、スライドが変わるたびに「これ知ってる」、「これ大好き」などと発言が増えたりして、積極的に参加してくれました。そして、ゲーム・体験コーナーがはじまると、みんなが全力で取り組み、笑顔で学んでくれて、あっという間の1時間でした。児童からも「もう1時間たっちゃったの」などという声が聞かれ、最後まで元気いっぱいに楽しんで学んでくれたのかな、という実感が得られました。また、終わってからも、友達同士で、今、習ったばかりのゲームをしていて、学んだことをしっかり覚えてくれたことがうかがえました。

このように、大学の学びを子供たちに提供することは「難しい」と考えてしまいがちですが、子供たちは私たちが想像する以上に、柔軟に、自由に、そして楽しく、自ら「学び」を共にしてくれます。このような「学び」の姿勢は、大学生にこそ持ってほしい姿勢であり、子供たちには、いつまでも持っていてほしい姿勢でもあります。今後も継続的にさまざまな学びを大学のリソースを活用して、地域に貢献していきたいと思えた1日でした。

最後になりますが、このような活動を許可いただきました杉山学科長をはじめとする大学関係者の皆様に感謝申し上げます。そして、運動会の救護に引き続き、快く受け入れてくださいました、梶野所長先生をはじめとする春日部市立庄和第1保育所の先生方と、「学び」を共にしてくれた子どもたちに深謝申し上げます。
 

【帝京科学大学 医療科学部 東京柔道整復学科 教員 小黒正幸】
 
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