めざす資格
受験資格を得られる資格
#01理学療法士
理学療法の目的は、疾患の治療の結果として残存した障害に対し、その対象者が日常生活を送れるようにアプローチしていくことです。対象疾患は、骨、関節、筋などの運動器障害や脳卒中、脳性麻痺などの中枢神経障害、慢性呼吸器不全などの呼吸器疾患、心筋梗塞などの循環器疾患、糖尿病などの代謝疾患など多岐にわたっており、今後ますます増える傾向です。しかし、近年では、高齢化社会になり、寝たきりになる対象者も多くなり、障害予防の観点で障害を有する前から関わっていくことも重要となってきています。また、発症直後から関わることで二次障害(動かないことによる廃用障害)を防止し、スムースな家庭、社会復帰を実現しています。さらに、ホスピスなどの終末期医療にも最後まで日常生活動作を確保する意味で関わりが重要視されています。
受験資格取得方法
東京理学療法学科では、共通科目14単位以上、専門科目107単位以上、合計124単位以上の本専攻卒業単位数を満たすことで、国家資格「理学療法士」の受験資格が得られます。
#02アスレティックトレーナー
(日本スポーツ協会認定)
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(以下、公認ATという。)は、日本スポーツ協会の公認スポーツ指導者の一つ(メディカル・コンディショニング資格)であり、唯一のトレーナー資格として公認されたものです。本学では日本スポーツ協会の承認校として2011年4月から、医療科学部東京柔道整復学科にアスレティックトレーナー課程(以下、AT課程という。)を開設しました。そして、2018年4月から東京理学療法学科でもAT課程が開設され、公認ATを目指せるようになりました。AT課程の目的は、機能解剖や運動学に関する専門的な知識を有し、スポーツ活動現場において、競技者の障害予防、救急処置、コンディショニングにあたるとともに、スポーツ障害を受けた競技者の競技復帰までのリハビリテーションが出来る技能を持つ指導者を養成することです。公認ATの役割は、スポーツドクターおよびコーチと緊密な協力のもとに、競技者の健康管理、障害予防、スポーツ外傷・障害の救急処置、アスレティックリハビリテーション及び体力トレーニング、コンディショニング等を統合的な視点を持ってサポートすることにあります。詳しくはAT課程専門科目「アスレティックトレーナーの役割」の授業で説明します。
履修方法
本学が開講する授業科目を履修し、必要な単位数を取得すれば、公認アスレティックトレーナー適応コース検定試験の受験資格を得ることができます。公認アスレティックトレーナー適応コース検定試験(理論試験、総合実技試験)に合格し、日本スポーツ協会に登録手続をすることにより、「公認アスレティックトレーナー」として認定されます。
その他のめざせる資格・免許
- 社会福祉主事任用資格