TEIKAジャーナル

🍀こども学科 2018ニュースno.10🍀 上野原小学校の多摩動物公園遠足の支援を行いました

2018/05/08

 ゴールデンウィーク明けの5月7日月曜日、東京西キャンパスの所在地の上野原市にある、上野原市立上野原小学校の遠足支援に行ってきました。対象は小学校2年生です。2005年に第一回目を実施、契機は本学からの提案でした。「物見遊山になりがちな遠足が、学生からの支援でしっかりとした子どもたちの勉強の場になった」と大好評で、それ以来、毎年の恒例の行事になりました。
 上野原小学校とは2年生との関わりが最も多く、多摩動物公園の遠足支援を皮切りに、飼育体験支援(生活科の授業)、大学遠足(場所はうまセンター)、おまつり(生活科の授業)と年間4回の支援活動を実践しています。今年の2年生の様子はどうでしょうか。遠足での学生とのかかわりに注目です。
 7時少し前にチャーターバスで大学発、上野原駅前、高尾駅前と学生を乗車させ、8時30分に多摩動物公園着。開園まで1時間あります。この時間を利用して、参加学生50名と企画書の読み合わせをして、最後の確認です。
 9時30分、開園です。園内にはいります。例年だと、開園前の動物園前入口は、団体客で埋め尽くされていますが、今日は、我々以外には、他校の小学生(4年生?)が1団体いるのみで、入口前広場はガラ空きです。ゴールデンウィーク明けだからなのか、それとも今日の雨の天気予報の影響なのか・・・・。今日の気がかりの一つは、「いつまで天気がもつか」です。この遠足に関しては「雨天決行」と決めているのですが、雨天の場合は予定変更も考えなければなりません。
 ワシタカ広場に到着、最後の最後の打ち合わせです。10時、子どもたちがやってきました。もう遠くから歓声か聞こえてきます。今年は元気な子どもが多いようです。3クラス75人を15班に分けます。一班当たり4~5人の小班編成にして、班行動が基本です。学生は一班当たり3人がつきます。子どもと密なコミュニケーションが取れるので、学生にも良い勉強になります。 
 今日は、午後に近づくほど雨降りの確率が高くなる予報だったので、予定を変更して、午前・午後プログラムを一気にやり終えてから、昼食とするスケジュールとしました。
 始めの会が終了。インドサイの前でクラスごとに写真撮影、そしていよいよ園内を巡ります。今年は、園内の大改装工事のため立ち入りできない場所があるので、例年とは違う順路です。インドサイ、タイリクオオカミ、オランウータンなどアジアの動物が展示されているエリアが遠足コースです。
 スポットガイドは、トラ、レッサーパンダ、マレーバク、コツメカワウソなど全部で6カ所。学生たちが面白く知識を伝えようと、クイズ形式のパネルを自作して、動物の解説をします。12時35分、動物の観察、それから解説を聴く時間が終了。班ごとにお昼ごはんです。なんとか天気はもちそうです。
 13時30分、お昼ごはん終了。終わりの会です。そして、みんなで正門まで移動、そこでお別れです。ポツリポツリと雨が降ってきました。なんとか天気はもちました。臨機応変に対応できたとても良い活動でした。

🍀こども学科 2018ニュース🍀その他の記事はこちらから
 
TOP