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【こども学科】 初等教育実践演習

2017/04/28

4月22日初等教育実践演習「足立区立小学校で生活科の授業支援に参加しました!!」
2010年度より取り組んでいる生活科の授業支援です。アニマルサイエンス学科の学生を主体として取り組んでいます。初年度は試行的に年間5回(6校)、そして2011年度は年間10回(10校)と、好評に応えて回数が倍増。2012年度よりさらに5回増え、年間15回(15校)と支援回数が増えました。2016年度からは土曜日授業が始まり、そこに合わせての授業支援としたので、学生も参加し易くなりました。
さて、4月22日は今年度の第一回目。今年度から初等教育実践演習として、こども学科の学生も本格的に参加します。小幼コースの学生は4月に入学したばかりですが、正規の生活科授業として実施される「ふれあい動物教室」の初体験となりました。この日にそなえ、学内で2度、ロールプレイイングを実施しました。
「ふれあい動物教室」には、小学校の規模、時数に合わせ色々な「型」があります。今回は1・2学年全体を6班に分け、6ブース(6種類の体験学習)をローテーション形式で回ることにしました。
初心者のこども学科1年生は、アニマルサイエンス学科4年生学生の主導のもと、班を引率する係を務めてもらいました。小学生とともに全ブースを回れるので、全内容を実体験できます。
さて、入学したばかりのこども学科1年生は、この生活科授業支援をどのように感じてくれたでしょうか。以下が学生たちの感想です。
A君
「普段、学校では飼うことの難しい動物を見たりふれ合ったりできるので、子供達にも良い経験になっていたらうれしいです。また私も説明や案内役が出来るように頑張ります。次の活動も頑張ります。」
B君
 「最初から役割につかせていただいて不安だったけれど、(アニマルサイエンスの)先輩が優しく丁寧に教えてくれたので、取り組みやすかったです。これからもっと頑張っていきたいと思いました。小学生のみんなの1つ1つの反応が面白くて可愛かったです。1年目の4月からこんな貴重な体験をさせていただき良かったです。動物についてももっと詳しくなりたいと思った1日でした。声をかけたりすると素直にこどもたちが反応してくれたのが1番嬉しかったです。これからもこの活動を頑張っていきたいです。」
C君
 「入学して三週間くらいしか経っていないのに実際に小学校を訪れて、子供たちと接したことは、自分にとって貴重な体験となりました。」
D君
 「Yさん(アニマルサイエンスの4年生)が子供たちに慕われている理由が分かった。常に周りの子に気を配り、注意の仕方も優しくそれてれいて1度言ったら言うことを聞いてくれて、すごかった。今では無理だけど、いつかYさんのようになりたいと思う。」
E君
 「今回、この活動に参加してみて、大変、自分のためになるものだと感じた。自分は、子どもは好きだが、いざ子どもと接するとなると緊張してしまい、今日も最初は大変だった。しかし、1年生の女子がなついてくれ、それを機に他の子供たちとも打ち解けることができた。先生になったらこうするんだ!という勉強になり、ものすごく自分のためになる体験だった。」
F君
 「(アニマルサイエンスの)先輩たちの子供たちへの対応が慣れていてとても勉強になった。将来は先輩のようになりたい。」
G君
 「自分たちが子供たちに教えることだと思っていたが、逆にこの実習のおかげで子供たちの反応や考え方などを真近で見ることができたので、子供たちから学ばせてもらった。めったにない貴重な体験なので自分の知識の糧にしたい。」
H君
 「こんなに早く、小学生と触れ合うことができて、いい経験になったし、(アニマルサイエンスの)先輩方が良い手本になってくれて、見て学ぶことができた。」
 
どの感想からも、とても有意義な実践経験であったことが読み取れます。さて今年度は、8月を除き、12月まで同様の活動が予定されています。そして、この実践主体の学びの機会がこの4年間、彼らには潤沢に用意されています。「ならうよりなれろ。」これがこども学科の学びです。

 
 
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