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【こども学科】 動物介在教育

2017/06/13

6月13日今年第三回目の帝京めぐみ幼稚園「動物介在教育」を実施しました。
 
今年になり三回目の活動です。学生たちは、毎回の活動の度に、企画会議で「教材(動物)の選定」、「副教材の選定」について話し合います。企画が定まったところで、次は指導案の作成です。子ども達の発達段階を考えて、年少・年中・年長さんと学年ごとに考えます。書き上げた指導案は、帝京めぐみ幼稚園にFAX送信、先生たちに事前に確認していただきます。
当日の朝、6時30分ごろに上野原キャンパスを出発です。今日はひどい渋滞もなく、8時にはめぐみ幼稚園に到着しました。現地集合する学生は9時の到着予定なので、それまで上野原キャンパスから持ち込んだ動物の様子を見たり、副教材を確認するなどして過ごします。
9時、全員が揃いました。クラスごとに分かれ、今日の授業内容について確認します。開始は10時です。9時50分、10分前になりました。移動です。物品搬入口の前で、園児たちのお仕度が済むのを待ちます。今日は、年長クラスから順にクラス入りしました。いよいよ45分間の授業の始まりです。年少クラスにはモルモット、年中クラスにはカイコ、年長クラスにはスナネズミを持ち込みました。
年長さんは「スナネズミタワー」に入ったスナネズミの行動を観察してもらいます。昼行性なので、とても活発に動き回ります。「なにをしているかな。いってみて。」学生から子ども達に「観察できたこと」の発言を促します。その後、観察できた行動で埋めるビンゴゲームに挑戦です。子ども達から次々に「観察できたこと」の声が上がりました。
年中さんは「カイコ」とのふれあい体験でした。学生に促され、全員が手のひらにカイコをのせます。のそのそと動き回る様子が、子ども達にはとても可愛らしく映るようです。とても興味深そうにカイコの動きに見入っていました。
10時45分、今日の授業も盛況に終わりました。「動物さんが来るのを子ども達はとても楽しみにしている。動物さんが来る日は朝のお仕度もスムーズ。」と幼稚園の先生にも好評です。今日も充実した授業でした。
 
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