TEIKAジャーナル

コラム「大学生の自己形成と教育学習支援プログラムの紹介」(教職課程教員 樽木)

2014/04/15

  私は、教職課程を担当しています樽木(たるき)です。

 

  図1は2011年の学生への調査結果を示したものです。様々な活動への「モチベーションおよび対処法略」が「活動の評価」に影響し、「活動の評価」は「自己成長指向性(活動が自分の目標の実現につながり、自信をもて自己成長している)」を介して「アイデンティティ形成(これが本当の自分だという実感)」に影響しました。

 

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  そこで、就きたい職業と自分の生き方を統合して「なりたい自分」を考える授業を行いました。写真1は学生がマインドマップを作成している状況です。写真2はマインドマップ作成のために示した例です。この授業の効果として、自己成長指向性が授業前より授業後に高まることが明らかになりました。

 

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       写真1 課題「なりたい自分」に取り組む学生                        写真2 課題「なりたい自分」の説明に用いたマインドマップ

 

 

 

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