TEIKAジャーナル

授業紹介「統計学入門」(担当教員 小室元政)

2014/04/23

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  「統計学」は確率論という数学を応用した科学です。多くの要素からなる集合(母集団といいます)から、少数の標本を抽出し、標本を調べることによって、母集団の性質を推測することを目的にしています。

 

次の3つの問題を考えてください。

【問題1】100万本のくじが入った箱から、20本のくじを引いたところ、アタリが7本、ハズレが13本でした。箱の中のアタリくじの割合はどのくらいと考えられますか?

【問題2】人口100万人の都市で、20人を無作為に抽出し喫煙者かどうかを調べたところ、7人が喫煙者で、13人が非喫煙者でした。この都市の喫煙者の割合はどのくらいと考えられますか?

【問題3】ある薬の効果を調べるために動物を使った試験を20回行ったところ、7回は効果が認められ、13回は効果が認められませんでした。仮に、この試験を100万回行ったとすれば、効果はどのくらいの割合で認められると考えられますか?

 

さて、この3つの問題の共通点はなんでしょうか?・・・・続きは授業で話します。

 

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