TEIKAジャーナル

【作業療法学科】子ども達の今を支援する 5

2020/07/03

【作業療法学科】子ども達の今を支援する 5

 ヒトの脳は生まれたときには、ほとんど白紙状態です。ほとんどといったのは、「生きるために必要な機能」や「成長するためのベースとしての機能」は持っています。
 しかし、人間はほかの動物と違って、一人で生きることができるようになるためには長い年月がかかります。
歩くことでも、約1年かかります。 その間、子どもたちはいろいろな経験を通して、発達していくことになります。

 この発達に必要なものは何でしょう?

 答えは いろいろな感覚刺激です!
 
 この感覚刺激を子どもたちは、いろいろな遊びを通して経験する中で受容していきます。

 では、今の世界、日本の状況はどうでしょうか? 自粛生活の中でなかなか子供たちは遊ぶことができていません。
発達の途上にある子どもたちの脳こそが遊びを求めています。
 
 自然の中で、動物たちや植物に囲まれて思う存分遊べる時が早く来ることを祈るばかりです。
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