現職の理学療法士の先生方と共同研究をしています。
2012/08/02
理学療法学科には充実した実験機器が揃っています。
重心の移動を計測する機器や、動作を解析する機器、筋肉の活動を計測する機器、呼吸を計測する機器などです。
それらの機器を使用して臨床で働いている理学療法士の先生方との共同研究も行っています。
患者さんに対して理学療法を行う中で、様々な疑問が生じます。
それを実験研究で少しでも解決しようと、臨床の理学療法士と教員で、協力しながら取り組んでいます。
写真は山梨県にある「春日居サイバーナイフ・リハビリ病院」の清水先生を中心とした研究の様子です。
同病院の理学療法士の先生方や当学科の教員で協力して、アイデアを出し合いながら取り組んでいます。
うまくいかないこともありますが、工夫しながらデータを集めることも実験研究の醍醐味です。
実験には理学療法学科の学生も有志で参加しています。
臨床の先生方や研究の現場に触れることで、卒業後のイメージが持ちやすくなります。
彼らが卒業して患者さんへの理学療法に真剣に取り組む中で、きっと多くの疑問を得ることになると思います。
その時にまた大学へ帰って来て、一緒に実験研究ができる日を、教員も楽しみにしています。