TEIKAジャーナル

(作業療法学科)日の出ヶ丘病院を見学しました

2019/01/11

作業療法学科の教員が東京都西多摩郡にある“日の出丘病院”を見学しました。
日の出が丘病院は、一般・介護/医療療養・認知症治療、緩和ケア、そしてデイケアや訪問リハビリテーション等を備え、地域の方が質の高い医療や介護サービスを受けることができる地域密着型病院です。
併設されているリハビリガーデンは、四季折々の花や野菜が栽培されており、1年を通して、作業療法士とともに園芸、収穫後の様々な余暇活動が楽しめる仕組みになっています。遊歩道は、常勤の理学療法士によって設計され、転倒予防の歩行訓練ができる仕組みになっています。また、このガーデンの整備については、病院の事務職員等も含め、全員で管理しており、すばらしいチームワークであると感じました。
これからのリハビリテーションは、機能訓練にとどまらず、健康と幸福を実現していくものでなければいけません。リハビリテーション専門職だけではなく、施設に勤める職員全員が地域に貢献できる実感のある組織になることで、本当の意味での地域貢献が実現できるのではないでしょうか?
本学からも2名の卒業生が日の出ヶ丘病院に就職しています。そのような病院に卒業生が在職していることを、とてもうれしく思います。私たち帝京科学大学は作業療法士の養成校ではありますが、良質な学生を育成することで、これからの地域共生社会に貢献していきたいと考えます。 
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