TEIKAジャーナル

【作業療法学科】高齢者に対する作業療法

2021/06/03

みなさんこんにちは!作業療法学科の小橋です!
本日は、私の専門領域である高齢者に対する作業療法について少しご紹介させていただきます!

人は誰でも年をとります
年をとると色々なものを失っていく体験をします

例えば
 地位
 健康
 役割
 大切な人

色々なものを失っていく時期になることから、”喪失体験の時期”とも言われています
このようなつらい体験を通して、閉じこもりになったり、さらには寝たきりになってしまう方もいます

しかし、一方で、そのような体験をしていても明るく前向きに生活している方もいます

つまり、大切なのは心身の状況ではなく、”生活への向き合い方”なのです
作業療法では、心身の機能が低下する原因を生活習慣の変化や生活への向き合い方として捉えます

少し話は変わりますが、
現在日本では住み慣れた街で長く暮らすための街づくりが行われています

私の授業では、高齢者の心身の特徴や、生活の特徴と生活への向き合い方について主に学びます
街づくりでは、私の授業で学ぶ基礎的な学びに加えて、生活への向き合い方について、カウンセラー的な役割が求められます

私と一緒に、高齢者に対する作業療法を学んで、街づくりの一端に参加してみませんか?
 
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