TEIKAジャーナル

【フィールドミュージアム OPEN AIR LAB】大学周辺の自然情報

2021/10/14

OPEN AIR LAB学芸員の松本です。

今回は大学周辺で観察されたカマキリとカマキリのそっくりな昆虫「カマキリモドキ」を紹介します。
東京西キャンパス周辺にはオオカマキリやコカマキリなど複数のカマキリが観察されます。
また、カマキリモドキと呼ばれるカマキリの様にカマを持った昆虫も見られます。
カマキリモドキは、カマキリの仲間ではなくアミメカゲロウ目に属し、アリジゴクの名前で知られるウスバカゲロウやツノトンボ、クサカゲロウなどと比較的近縁な種になります。
カマキリとは違い、幼虫、蛹を経て成虫となる完全変態で、幼虫期はイモムシのような見た目でクモの卵に寄生して成長します。
大学周辺だとカマキリ類は比較的簡単に観察できますが、カマキリモドキの発見は稀ですのでぜひ探してみてください。

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