教員詳細
淺沼 太郎 (あさぬま たろう)
役職:講師・修士(文学)
主な研究と活動
私は、学生時代の出会いをきっかけに、社会福祉施設や相談支援事業所などで障害のある人と、そのご家族にかかわってきました。これまで、何らかの生活上の困難を抱える当事者、支えるご家族から、たくさんのことを教わりました。
生活上の課題に着目するとき、何が難しさに結びつくのか、どのような支援を必要としているか等、いくつもの疑問が浮かびます。たとえば、誰かを傷つけるような言動をとった人が、過去に多くの人から傷つけられていたと分かったとき、支援者はどうすればいいのでしょう。
いまも実践活動に携わりながら、障害のある人だけが困難を背負わざるを得ないのはなぜか、私たちソーシャルワーカーは環境にどうアプローチしていくのかと問い続けています。なかでも「強度行動障害」、または触法行為につながりやすい人に届くような、具体的な援助方法を研究しています。
また、職能団体での活動等を通して、ソーシャルワーカーの直面する課題に取り組みながら、現任者養成と専門職教育のあり方について、一体的な検討を進めています。
専門分野 | 障害者福祉、司法ソーシャルワーク |
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担当科目 | 相談援助の基盤と専門職、相談援助演習、相談援助実習指導、他 |
学位 |
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免許・資格 |
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主な論文 |
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学会発表(国内学会) |
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