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教員詳細

吉沢 剛 (よしざわ つよし)

吉沢 剛

役職:講師・修士

主な研究と活動

スポーツを中心とした運動器疾患の傷害発生メカニズムの解明および予防
 運動器疾患の理学療法やスポーツ傷害に対する理学療法(アスレティックリハビリテーション)を構築していく上で、バイオメカニクスの観点は重要です。痛みや傷害部位へのメカニカルストレスがどのように生じているかを考えることで、痛みの改善や予防につながります。そして、スポーツでは競技や種目の特性も考慮する必要があり、それは傷害の予防だけでなく競技力向上へつながる可能性があります。
 また東京オリンピック・パラリンピックを機に、パラスポーツも以前より注目されるようになりました。このパラスポーツに関しても同様に取り組んでいきます。

専門分野 アスレティックリハビリテーション、スポーツ理学療法、運動器理学療法
学位
  • 修士(保健医療学)
免許・資格
  • 理学療法士(スポーツ理学療法認定理学療法士)
  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
  • 日本パラスポーツ協会公認パラスポーツトレーナー
卒業年月
  • 2000年 3月 国立仙台病院附属リハビリテーション学院 理学療法学科 卒業
  • 2019年 3月 国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 保健医療学専攻 福祉支援工学分野 修士課程 修了
学歴・経歴
  • 2000年 4月 医療法人横浜博萌会 西横浜国際総合病院
  • 2005年 1月 医療法人社団幸風会 緑園ゆきひろ整形外科
  • 2016年 1月 独立行政法人日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンスサポート事業
  • 2017年 7月 独立行政法人日本スポーツ振興センター 国立スポーツ科学センター メディカルセンター アスレティックリハビリテーション
  • 2019年 4月 国立大学法人 岐阜大学医学部附属病院
  • 2019年 7月 医療法人社団幸風会 緑園ゆきひろ整形外科
  • 2025年 1月 帝京科学大学 医療科学部 理学療法学科 講師
主な著書
  • 吉沢剛,吉岡政子:競技別実践1)水泳.p18-49;青木隆明(編):初めて携わるメディカルスタッフのための障がい者スポーツ.2021,メジカルビュー社
主な論文
  • 吉沢剛,志村圭太,小泉圭介,山本澄子:先天性前腕欠損を有するパラ水泳選手の片側上肢挙上動作 ―胸郭の動きに与える影響―.日本パラスポーツ学会誌32:17-26.2024
  • 志村圭太,小泉圭介,吉沢剛,青木隆明:先天性片側前腕欠損を有するパラ水泳選手における矢状面の胸腰椎アライメントおよび可動性の特徴―予備研究―.日本パラスポーツ学会誌31:67-72.2022
  • Keita Shimura, Keisuke Koizumi, Tsuyoshi Yoshizawa, Takaaki Aoki:Physique, range of motion, and gross muscle strength in hemiplegic para swimmers: a cross-sectional case series.Journal of Physical Therapy Science33(11): 832-837.2021
  • 志村圭太,小泉圭介,吉沢剛:先天性横軸形成障害(前腕欠損)を有するパラ水泳選手の身体特性に関する研究 −スポーツ傷害の予防と競技力向上を目的とした基礎調査−.デサントスポーツ科学41(1):287-294.2020
  • 小泉圭介,志村圭太,吉沢剛,青木隆明:先天性上肢欠損の日本人エリートパラ水泳選手に対するエントリーポジション近似肢位での筋力測定の試み.水と健康医学研究会誌22(1):37-40.2020
所属学会等
  • 日本臨床スポーツ医学会
  • 日本パラスポーツ学会
  • 日本スポーツ理学療法学会
  • 日本運動器理学療法学会
主な学会発表
  • 吉沢剛,志村圭太,小泉圭介,中田綾子:先天性片側前腕欠損を有するパラ水泳選手の肩関節関節可動域の特徴.第32回日本パラスポーツ学会.2023,大分
  • 吉沢剛,小泉圭介,志村圭太,青木隆明,中田綾子:先天性両上肢欠損を有するパラ水泳選手の身体的特性.第33回日本臨床スポーツ医学会学術大会.2022,札幌
  • 記録系競技「水泳(競泳)」第2回日本障がい者スポーツトレーナー学会,シンポジウム「パラアスリートのフィジカルトレーニング」シンポジストとして発表.2022,東京
  • 吉沢剛,小泉圭介,志村圭太,山本澄子:先天性前腕欠損を有するパラ水泳選手の片側上肢挙上動作-胸郭の動きに与える影響-.第7回日本スポーツ理学療法学会学術大会.2021,Web
  • 吉沢剛,田野悠介,横田裕丈,岩田泰典:背臥位での左右の骨盤挙上角度-測定方法の信頼性と股関節屈曲角度を変化させた時の差-.第50回日本理学療法学術大会.2015,東京
  • 吉沢剛,金岡恒治,松本高明:シンクロナイズドスイミング選手の膝蓋大腿関節障害の受傷機序に関する一考察.第17回水と健康医学研究会.2014,東京
  • 吉沢剛,吉岡慶,横田裕丈:股関節周囲筋力と片脚立位時の骨盤前後傾との関連.第46回日本理学療法学術大会.2011,宮崎
  • 吉沢剛,進のぞみ,永井聡:片脚立位時の重心動揺と骨盤の前後傾との関連について.第40回日本理学療法学術大会.2005,大阪
講演
  • 2022年 - スポーツ理学療法認定理学療法士臨床認定カリキュラム 講師 「スポーツ外傷の急性期対応」:神奈川県理学療法士会
  • 2022年 - スポーツ理学療法人材育成講習会 講師 「トレーナーの役割と実際」:神奈川県理学療法士会
  • 2022年 3月 「YOKOHAMAパラスポーツシンポジウム」シンポジスト:横浜市スポーツ協会
その他の活動
  • 2024年 パラリンピック(パリ/フランス)、水泳にトレーナーとして帯同
  • 2023年 アジア大会(杭州/中国)、日本選手団(競泳)にトレーナーとして帯同
  • 2021年 パラリンピック(東京/日本)、水泳にトレーナーとして帯同
  • 2019年 パラ世界水泳選手権(ロンドン/イギリス)、トレーナーとして帯同
  • 2018年 アジアパラ(ジャカルタ/インドネシア)、日本選手団(水泳)にトレーナーとして帯同
  • 2018年 冬季パラリンピック(平昌/韓国)、村外でのハイパフォーマンセンターにて支援
  • 2017年 ITUパラトライアスロンシリーズ(エドモントン/カナダ)、トレーナーとして帯同
  • 2016年 パラアルペンスキーワールドカップ(オーストリア・スイス)、トレーナーとして帯同
  • 2016年 パラリンピック(リオデジャネイロ/ブラジル)、日本選手団(水泳)にトレーナーとして帯同
  • 2016年 日本パラサイクリング選手権・ロード大会(東京/日本)、トレーナーとして帯同
  • 2013年 ユニバーシアード(カザン/ロシア)、日本選手団(シンクロナイズドスイミング)にトレーナーとして帯同
  • 2011年 ユニバーシアード(深セン/中国)、日本選手団(競泳)にトレーナーとして帯同
  • 2010年 世界短水路選手権(競泳)(ドバイ/UAE)、トレーナーとして帯同
  • 2009年 世界水泳選手権(ローマ/イタリア)、競泳・シンクロナイズドスイミングにトレーナーとして帯同
  • 2008年 オリンピック(北京/中国)、日本選手団(シンクロナイズドスイミング)にトレーナーとして帯同
  • 2007年 ユニバーシアード(バンコク/タイ)、水球にトレーナーとして帯同
  • 2006年 アジア大会(ドーハ/カタール)、水球・競泳にトレーナーとして帯同
  • 2005年 世界水泳選手権(モントリオール/カナダ)、水球にトレーナーとして帯同
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